アパレル業界では研修や実際のお仕事の中でさまざまな接客スキルを身につけます。しかし、外国からのお客様への英語での接客は想定されていないことが多いです。実際にご来店された海外からのお客様に苦戦したという先輩の声も多数寄せられています。ここでは、実際に使いたいアパレルで接客での英語のフレーズをまとめました。
日本に訪れる外国観光客の数がここ数年で右肩上がりになっているのをご存知ですか?実際に外国人を見かける機会が多くなったという方も少なくないのではないでしょうか。アパレル業界でも同様で、日本の服を買いに観光客が訪れることが多いようです。
実際にアパレル店員にアンケートをとったところ、約87%の方が外国の方を接客したことがあると回答し、さらに約97%がアパレル業界で働くのに英語が必要と考えているようです。
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【体験談】アパレル店員に英語力は必要?外国人観光客の接客で困ったこととは?インバウンドって何?
先輩アパレル店員の方で英会話が苦手な方は多いですが、それでも簡単な単語や身振り手振りでお客様応対をしているようです。そんな接客経験からあがった「このフレーズをとっさに英語で言いたかったなぁ」という英語のフレーズをまとめました。
挨拶の後に「May I help you?」と続けるとスムーズに言えますよ。
または「Would you like this color?(この色はいかがですか?)」などお客様の好みを伺うフレーズもオススメです。
外国人のお客様は靴を履いたまま入ってしまうことが多いようです。「この一言が言えたら…」と言う先輩アパレル店員が多く覚えておきたいフレーズの一つです。
サイズや商品の詳細について答えられなくて困った…という先輩の声も多く寄せられました。日本ではS・M・Lの表記が一般的ですが、海外では表記が異なるため混乱することがあるようです。
こちらではアメリカと日本のサイズの違いをご紹介します。ブランドや商品の種類によってサイズは異なりますので、目安をして活用してください。サイズ表をメモしておけばおおよそのご案内ができるようになりますよ。
日本 | XS | S | M | L |
---|---|---|---|---|
アメリカ | XS | S | M |
日本(号) | 5号 | 7号 | 9号 | 11号 |
---|---|---|---|---|
アメリカ | 0~2 | 2~4 | 4 | 6 |
英語の接客も終わりを迎えほっと一息・・・の前に、お見送りの際のフレーズもお忘れなく!最後まで気持ちよくお買い物をしていただいて、いい思い出になってくれるといいですね。
初めから英会話を求められることはありません。店舗では得意な方が対応するなどフォローをしあって接客をしているようです。また、お客様も英語ができないからと言って不快に感じたりすることはないので安心してくださいね。
しかし、せっかくならば自分の接客で楽しくお買い物をしてほしいものです。英語でちょっとしたお声がけができれば、慣れない日本にいる観光客の方でも安心してお買い物ができるようになります。さらに英語で接客をして意思疎通ができた時の喜びはひとしおです!
完璧な英語を話す必要はありません。積極的にいろいろな国の方を接客して、コミュニケーションを楽しんでくださいね。
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