1、アパレル業界に学歴は関係ある？

アパレル販売員は、学歴が問われることが少ないため、高卒でも働くことが可能です。ただ、本社勤務となる総合職の場合は、採用の条件が「大卒」となることが多いでしょう。
ほとんどが新卒採用で、アパレルの総合職は人気のため倍率も高い傾向にあります。そのため、アパレルの総合職を目指すなら、大学を卒業した人が条件となるでしょう。
ちなみに、デザイナーやパタンナーのような専門職は、専門的な知識やスキルを要する仕事のため、アパレルの専門学校を卒業していることが条件となることが多いようです。
 
 

2、高学歴でアパレル業界に就職はもったいない？

高学歴なら、身につけた学力を活かせる仕事に就きたいと思いますよね。「アパレル業界には、高い学歴は必要ないのでは？」というイメージがある人も多いかもしれませんが、総合職に就くのは狭き門であるため、高学歴を自分の強みとしてアピールすれば採用に有利になる可能性が高いです。
高学歴でアパレル業界に就職するのはもったいないということはなく、むしろ大手のアパレル企業や競争率の高いアパレル企業を目指せるため、安定した給与やキャリアを築くことができるでしょう。
 
 

3、高学歴でアパレル業界に就職するメリット

就職に有利になる

一流大学を卒業していると、高い学力や知識を身につけている証明になります。もちろんアパレル業界で働くためには、人柄や適性なども重視されますが、さらに高学歴というアピールポイントがあることは、採用に有利になるでしょう。
 

早く昇進できる

アパレルの販売員から昇進を目指すことも可能ですが、総合職の方が昇進のスピードが早いため、上昇志向が高い人は働くメリットを感じるでしょう。
そもそも総合職は、管理職や幹部候補として期待されているため、結果を残して評価をされれば、キャリアを築くことができます。
 

給与が良い

大卒は、高卒と比較すると給与が高い傾向にあります。さらに、販売職よりも総合職の方が給与が良く、ボーナスの支給や待遇面でも充実しているため、安定した働きを目指す人にとっては利点が多いでしょう。
 

大手のアパレル企業に就職できる

高学歴だと就職する際の選択肢が増えるため、大手のアパレル企業を目指すこともできます。大手のアパレル企業は競争率が高く、採用人数もそれほど多くありません。
その中でも、高学歴というアピール材料は採用に大きく影響する可能性が高いので、大手のアパレル企業を目指したい人にとってはメリットを感じるでしょう。
 
 

4、まとめ

アパレル業界は、職種によって求められる学歴や条件は異なりますが、総合職を目指すのであれば大学を卒業しておいた方が選択肢が多くなります。特に一流大学を卒業した高学歴の人材は、採用に有利になる可能性が高いでしょう。
ただ、採用の条件は学歴だけではなく、アパレル業界で働く上で必要なポテンシャルや熱意、また人柄についてもチェックされます。それらを総合的に判断して採用の可否を決めるため、高学歴は一つの自分のアピールポイントとして活用し、まずは企業の求める人物像を正しく把握することが大切です。