面接では履歴書と証明写真が必須ですが、アパレル面接ではスナップ写真の提出が条件になることもあります。ではアパレル面接では、なぜスナップ写真が必要になるのでしょうか?
今回はアパレル面接で求められる、スナップ写真の撮り方や注意点をご紹介したいと思います。
アパレル面接ではスナップ写真の提出を求められる場合があります。スナップ写真は履歴書に貼る証明写真とは違い、普段の自分の姿を写したものになります。
アパレル面接で必要となるスナップ写真は、「全身が写っていて服装や全体の雰囲気がわかること」が条件となり、応募者のコーディネートやファッションセンスを知る目的があります。
そのほかにも「ブランドイメージにマッチするか」「常識的な服装であるか」といった面も判断することができるため、スナップ写真は採用のための重要な判断材料となります。
スナップ写真を撮る際は、まずどのような服装にするかを考えましょう。アパレル面接で提出するスナップ写真のため、応募先ブランドのイメージやコンセプトに合った服装にする必要があります。
そのためにはブランドのことをリサーチし、トレンドを取り入れつつ世界観にマッチするコーディネートでなくてはいけません。また写真映えする色味や組み合わせ、自分の体型をきれいに見せるデザインの服を選ぶこともポイントになります。
面接時と同様にスナップ写真も清潔感のある服装を心がけましょう。シワやシミ、ほつれなどがない、清潔感のある服が適しています。またダメージ加工や過度な露出がある服も、避けたほうが無難です。
白は清潔感を感じられる以外にも、顔映りも良くなるため、コーディネートに取り入れると良いでしょう。
晴れた日の屋外で撮影すると、明るくハツラツとした印象を与えることができ、また写真写りも良くなるためおすすめです。逆光にならないように注意をして、人通りが少ない街中や公園などで撮影すると良いでしょう。
また被写体が映える、白い壁の前や家のドアの前なども撮影場所として適しています。
もし屋外で撮影することが難しければ、明るい屋内でもOK。照明や自然光が入る部屋で、できるだけ明るい状態にして撮影することがポイントです。室内で撮影する場合は、壁を背景にして生活感の感じるものは写り込まないようにしましょう。
またフォトスタジオでカメラマンに撮影してもらうと、よりクオリティの高い写真になるため、時間と費用に余裕があればプロの手を借りるのも一つの方法です。
スナップ写真は採用に関わる一つの資料としての役割があるため、顔や全身がはっきりとわかるように撮影しなくてはいけません。センスの良さをアピールしたいがために、構図にこだわりすぎたり写真のクオリティを高めようとしすぎると、本来の目的が伝わりにくくなります。
ファッションモデルのようなおしゃれな写真を撮るわけではないので、ファッションセンスや応募者の雰囲気がよくわかるように撮影しましょう。
適当に撮影をしてしまうと、スタイルが悪く見えたり印象が悪くなる場合も。好感を持たれるようなポージングと表情を意識することが大切です。
ちなみに上手に撮影するコツは
・ローアングルで撮影する(膝くらいの位置に置く)
・セルフタイマーを使う
・照明の真下に立たない
・姿勢を正す
・表情は笑顔もしくはやさしく微笑む
これらの点を意識して撮影をしてみましょう。
スナップ写真は、薄暗い場所や夜に撮影するのはNG。服のコーディネートや表情がわからなくなるため、晴れた日や明るい場所で撮影することが条件です。
他社ブランドやハイブランドのロゴが目立つような服は避けましょう。応募先ブランドで働く意欲や熱意を感じられず、印象が悪くなってしまいます。
もし応募先ブランド以外の服を着る場合は、ロゴがないデザインやベーシックなアイテムを選びましょう。
基本的に面接の応募書類として使用される写真は、「3ヶ月以内に撮影したもの」とされていることがほとんどです。特に条件の指定がない限り、3ヶ月以内に撮影した写真を使用するようにしましょう。
スナップ写真が必要になるのはアパレル面接ならではかもしれません。応募者の雰囲気やファッションセンスを判断する目的があるため、顔や全身がわかるように撮影しましょう。
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