1、アパレル店員（販売員）の給料はどれくらい

 
アパレル店員の平均的な給料は、16〜20万円程度といわれています。決して高い給料とはいえない上に、アパレル店員は自社ブランドの服を購入したり身だしなみにかかる出費も多いため、手元に残る給料はかなり少ないのが現実です。
 
ちなみにアパレル店員の勤続年数と給料の水準の例は、
 
・1〜3年目：16〜18万円
・3〜5年目：18〜20万円
・5年目〜（店長・エリアマネージャー）：20〜30万円
 
という流れが一般的です。販売員のときは一年ごとに5,000〜1万円ほど昇給する場合もありますが、大きな給料の変化は期待できないでしょう。
ただ店長やエリアマネージャークラスになると、役職手当がついたり給料が大幅に上がることが多いようです。
 
 

2、同じ会社で給料を上げていく方法

インセンティブで給料を上げる

インセンティブとは、決められたノルマや予算を達成したときにもらえるご褒美のようなものです。アパレル店員の給料は低いですが、インセンティブ制度を取り入れている企業であれば、給料アップを目指すことも可能です。ノルマを達成するとインセンティブが支払われる制度のため、モチベーションの向上にもつながります。
 

役職に就く

店長やエリアマネージャーになると給料が上がります。アパレル店員として活躍するためにも、キャリアアップを目指して役職に就くという選択肢も考えておくと良いでしょう。
役職に就くと責任感のある仕事を任されるようになりますが、その分やりがいもあり評価されれば給料にも反映されます。
 

キャリアチェンジをする

給料を上げることを第一に考えるなら、キャリアチェンジをするという方法もあります。本社勤務できるエリアに住んでいることと、希望する部署に欠員があることが条件になりますが、この狭き門をくぐってキャリアチェンジを成功させた販売員もいるようです。
アパレルの本社勤務の例としてはバイヤーやプレス、営業などの職種がありますが、販売員よりも給料の水準は高い傾向にあるため、キャリアチェンジができる制度がある企業を選ぶこともポイントです。
 

給料や待遇が良い職場で働く

どれだけ仕事を一生懸命頑張っていても、昇給や昇進ができない職場環境だと、キャリアアップは難しいでしょう。そのような労働環境が良くないブラックな職場だと、働く意欲がなくなったりストレスを抱えながら仕事をすることになってしまいます。
そのため職場選びはとても重要な部分です。アパレル店員として長く働くためには、給料が良く、ボーナスの支給がある企業を選ぶようにしましょう。また福利厚生や待遇が充実していると、繁忙期手当、住宅手当、制服手当などが支給されることもあります。
労働環境の良い職場であれば、給料が上がる見込みもあり、キャリアアップも目指すことができるでしょう。
 

3、転職をして給料を上げていく方法

前職よりも良い条件の職場を探す

今の職場の給料や待遇に不満があるなら、おもいきって転職をする方が良い場合もあります。ただこれまでのアパレル店員としてのスキルや功績を評価されない職場に転職してしまうと、給料が変わらない、もしくは下がってしまうことも。そのため転職をする際には、今より好条件の職場を探すことを優先するようにしましょう。
 

転職エージェントに交渉してもらう

一人で転職先を探すことに不安がある人も多いと思います。その場合は転職エージェントを利用する方法があります。転職エージェントは、転職に関する相談や転職先を探すサポートをしてくれるため、忙しくてなかなか転職活動ができない人や転職を失敗したくない人におすすめです。
 
 

4、まとめ

 
アパレル店員の給料は高いとはいえませんが、給料を上げる方法はいくつかあります。目標を決めて一歩ずつステップアップすることが、給料を上げるための近道といえるでしょう。
 
 

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