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覚えておきたい【アパレル業界で必要な知識】

覚えておきたい【アパレル業界で必要な知識】
 
アパレル業界は常に流行が移り変わり、時代とともに変化し続ける業界です。そんなアパレル業界にはどんな歴史があるのでしょうか?
アパレルの仕事をしたい人なら知っておきたい、アパレルで必要な知識をご紹介します。
 
 

 

1、アパレル業界の歴史

「洋装化」は明治時代

現代では洋服を着ることが一般的ですが、洋装が進み始めたのは明治時代頃だといわれています。女性は男性に比べると洋装化が進むまでに時間がかかったようですが、和洋折衷のファッションを楽しんだり、また女性が学校に通うようになったことをきっかけに袴姿が見られるようになりました。このことから現代の大学の卒業式に、女性が袴を着用する文化が始まったそうです。
 

1950年代 「ニュールック」

大正時代に入るとモダンガールやモダンボーイが流行し、和洋折衷なファッションから洋装化へと進み、1950年代になるとさらにファッションに関心をもつ人々が多くなります。
この年代のファッションの特徴としては、クリスチャンディオールがコレクションで発表した「ニュールック」がトレンドになりました。なだらかな肩に細く絞ったウエスト、裾が広がったスカートが特徴的で、女性らしさが魅力のAラインのシルエットは、現代のファッションでも多く取り入れられています。
 

1960年代 「レトロファッション」

1960年代はレトロファッションが人気の時代です。特に女性から絶大な人気を得ていたのが、ミニスカート。Aラインワンピースの人気は続きつつも、ミニ丈のスカートを履く女性が増えた年代です。ファッションの自由度が高くなり、オシャレを楽しむ女性が多くなってきたことがわかります。
そのほかにもアイビールックやヒッピースタイル、モッズファッションが生まれた年代でもあります。
 

1970年代 「日本人デザイナーの誕生」

1970年代になるとファッションはさらに多様化が進みます。個性的なデザインのものから様々なカルチャーから影響を受けたファッションまで、幅広いジャンルのファッションが展開された年代です。
また現代でも人気のブランドである「ISSEY MIYAKE」「KENZO」などの日本人デザイナーの誕生により、日本から生まれたファッションが世界に知れ渡るきっかけにもなりました。
ファッション誌の「anan」「non-no」「JJ」「MORE」といったファッション誌が創刊されたのも1970年代です。
 

1980年代 「DCブランドがブーム」

1980年代はバブル経済を象徴するかのように、ファッションにお金を使う人が多い時代でした。この年代の特徴としては、「DCブランド」がブームになりました。DCとはデザイナーズ&キャラクターズの略で、日本の高級アパレルブランドのことです。奇抜なデザインや独特の着こなしが話題になりました。
また女性らしいタイトなシルエットの「ボディコン」、デニムやチノパンなどのカジュアルスタイルの「渋カジ」も流行したファッションです。
 

1990年代 「バブル期を象徴するファッション」

1990年代はバブル崩壊の影響もあり、ファッションはブランド志向だった人々も、お金をかけずに楽しむ人が増えてきた年代です。カジュアル要素が強く、ストリートファッションなどが好まれました。
この年代は高校生や10代〜20代前半の若い層の勢いがあり、「コギャルファッション」が大流行しました。厚底ブーツ、ルーズソックス、茶髪、ガングロメイクなど、当時の若者たちから絶大な人気があったファッションです。
またキャミソールやヘソ出しなど、露出の高い服が登場したり、裏原系ファッションやサーファーファッションも人気がありました。
 

2000年代 「ファッション誌モデルや読者モデルの活躍」

2000年代は様々なファッションを楽しむ人が増え、ファッション誌の系統によって各々が好きなオシャレをする時代です。きれいめ系のファッション、コンサバ系のファッション、原宿系ファッション、ロリータファッションなどのファッションのジャンルが明確にありました。きれいめとカジュアルをミックスさせるファッションや、ローライズジーンズやスキニージーンズなどのデニムスタイルを女性たちの間でも多く取り入れるようになった年代でもあります。
人気のあるファッション誌のモデルが着用したアイテムは即完売したり、一般人が誌面に登場する「読者モデル」が活躍し始めるようになったのも、2000年代から多くなりました。
 

2010年代 「モテファッションや森ガールの流行」

2010年代もファッションを自由に楽しむ人が多い年代ですが、2000年代後半から引き続き、男性ウケを意識した「モテファッション」が人気がありました。花柄のワンピースや白のブラウス、カンカン帽などが大流行し、街では同じような格好をしている若い女性で溢れかえっていました。
そのほかにも「森ガール」が流行したり、韓国アイドルの影響で韓国のファッションやメイクを真似する人も増えました。ファストファッションが主流になり、アパレルの低価格化が始まるようにもなりました。
また60年代のレトロファッションや80年代のバブル期のファッションが再び流行する、リバイバルファッションもトレンドに。母親から服のお下がりをもらったり、親子で服をシェアする人たちもいて、年代問わずファッションを楽しむ傾向にありました。
 
 

2、アパレル業界の流れ

覚えておきたい【アパレル業界で必要な知識】
 

アパレル業界の構造は、川の流れに例えられます。「川上」「川中」「川下」と3つに分けられ、流通の仕組みがわかりやすく表されています。
 

「川上」

・繊維メーカー、生地メーカー
・アパレル商品で使用される生地や素材の調達や、原料の生産を行う
 

覚えておきたい【アパレル業界で必要な知識】
 

「川中」

・アパレルメーカー
・川上で作られた素材を元に商品を製造
 

覚えておきたい【アパレル業界で必要な知識】
 

「川下」

・百貨店、専門店、小売店
・消費者と直接関わることができる
 
 

3、アパレル業界のビジネス用語

トルソー(ボディ)

洋服を着せるマネキンのこと。マネキンは全身、トルソー(ボディ)は胴部分を指すことが一般的です。
 

プロパー

定価販売する商品のこと。プロパー価格ともいいます。
 

上代

定価のことです。プロパーと同じ意味で使われます。
 

下代

卸価格のことです。商品を仕入れる価格のことを指します。
 

客単価

お客様の一人当たりの単価のことです。
 

SS

Spring Summer(スプリングサマー)のこと。春夏商品のことを指します。
 

AW

Autumn Winter(オータムウィンター)のこと。秋冬商品のことを指します。
 

VMD

ビジュアルマーチャンダイジングのことで、売上につながる効果的なディスプレイやレイアウトのことを意味します。
 

フィッティングルーム

試着室のことです。
 

ショッパー

商品を入れる袋のことです。
 

キャッシャー

レジやお会計のことです。
 

B品

商品に不具合や問題点があるものを指します。
 

アウトレット品

シーズンオフの商品や型落ち品を値引きして販売する商品のことを指します。
 

キャリー品

シーズンが過ぎても販売を継続する商品のことです。
 

検品

納品された商品を点検する作業のことを指します。
 

品出し

店頭に商品を並べる作業のことを指します。
 

ハンギング

商品をハンガーにかける作業のことを指します。
 

ストック

在庫のことです。在庫の置いてある場所をストックルームと呼びます。
 

ノベルティ

販促用で渡す粗品やプレゼントのことを意味します。
 
 

4、まとめ

覚えておきたい【アパレル業界で必要な知識】
 
アパレル業界を志す人なら商品の知識だけではなく、アパレル業界の歴史や専門用語もしっかり身につけておきましょう。
 
 

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