【アパレルの繁忙期とは?】
アパレル業界の繁忙期とはお客様のご来店数が多い時期を指します。忙しい繁忙期に対して、お客様が訪れる数が減り時間的・業務的に暇ができてしまう時期を閑散期といいます。一年間にこの繁忙期と閑散期の波があり、売り上げが大きく変動します。
今回はそんな繁忙期について、アパレル店員経験者の方のリアルな声を集めました。売り上げを伸ばすための工夫や閑散期とどちらが大変かなど要チェックです!
【アパレル店員経験者 72名にアンケート】
1月 21.2%
2月 2.7%
3月 7.8%
4月 6.7%
5月 6.7%
6月 3.1%
7月 10.6%
8月 11.4%
9月 2.4%
10月 2.0%
11月 3.9%
12月 21.6%
セール時期だから 41.0%
大型連休でお客様が多いから 23.0%
季節の変わり目だから 12.3%
プレゼントを買いに来るお客様が多い時期だから 9.8%
イベントを行うため 6.6%
新生活で服を買いに来るお客様が多いから 5.7%
その他 1.6%
「1月」と「12月」が繁忙期という回答がダントツで多い結果になりました。繁忙期だと感じる理由としてはやはりセール時期であることが挙げられます。また、セール時期≒大型連休シーズンということもありますが、それだけでなく世間がお休みで買い物客が増えることから「大型連休でお客様が多いから」という回答も多く見られました。
普段より増える 94.4%
普段と変わらない 5.6%
普段より増える 69.4%
普段と変わらない 30.6%
普段より取りづらくなる 77.8%
普段と変わらない 22.2%
セール品の品出し 20.2%
お客様対応(フィッティング案内・接客・レジなど) 16.5%
セール品の在庫整理 13.8%
VMD・レイアウトの変更 11.0%
プライス変更・セールタグ付け 10.1%
店内の整理整頓 8.3%
セール準備 6.4%
ラッピングが増える 4.6%
本社・多店舗とのやり取り 1.8%
その他 7.3%
繁忙期になると残業が増えると回答したアパレル経験者は90%以上!セール時期などは品出しで駆け回ったり、普段よりもお客様が増えてその分接客に時間ととられてしまったりと、業務量が増えてしまうことが要因のようです。極力残業を避けたい方もこの時期ばかりはノー残業は難しいかもしれません。また、人手が足りない時期でもあり、お休みも取りづらいようです。
【関連記事】アパレル店員の残業時間や残業代って?アパレル経験者が回答!
普段より高かった 81.9%
普段と変わらない 18.1%
スタッフ同士チームワークを心がける 24.0%
接客をおろそかにしないように意識する 17.0%
声掛けを徹底する 17.0%
購買意欲をあげる工夫をする 13.0%
在庫の管理をしっかりとする 12.0%
ディスプレイを工夫する 7.0%
接客を工夫する 6.0%
その他 4.0%
お店にとってかき入れ時となる繁忙期にはノルマも高めに設定される店舗が多いという結果に。そんな中ノルマ達成のためにチームワークをより強固にするという回答が多く見られました。忙しい時期だからこそ連携をとることを意識するのだそうです。また、忙しいからといって接客をおろそかにしない、お声がけを徹底するといった普段の業務を改めて徹底するようにという声があがりました。
繁忙期の方が大変 40.3%
閑散期の方が大変 59.7%
大変なのは繁忙期だけと思いきや、アパレル店員経験者のおよそ6割が「閑散期の方が大変」と回答しました。お客様が少ないため時間を持て余してしまうからという理由が多く「暇疲れ」というワードも見られました。そんな状況でも売り上げは上げなければいけないという苦労があるようです。
一方「繁忙期の方が大変」という回答ではお客様が多く来店する分、目まぐるしく動き続けなければいけないので体力的に疲れてしまうという理由が多く見られました。その反面、接客ができて売り上げにも繋がるので閑散期よりもやりがいを感じる人も多いようです。
アパレルの繁忙期は年末年始などのセール時期で、その期間はどうしても業務量が増えたり残業が発生したりとバタバタしてしまいます。体力的にキツイことが多いですが、頑張ったら頑張った分だけ売り上げに繋がるのもまたこの時期。さらに店舗のスタッフ同士で連携してお仕事をしていくので、より仲が深まります。アパレル店員として今まで培ってきたことを発揮できる時なのかもしれませんね。
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