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妊娠中のアパレル販売員は、つわり、立ち仕事どう乗り越える?

妊娠中のアパレル販売員は、つわり、立ち仕事どう乗り越える?
 

妊娠中も仕事を続ける女性が多いですが、アパレル販売員のような立ち仕事の場合「本当に働けるの?」「立ちっぱなしは辛そう…」などの不安があると思います。特につわりの期間は、どのように乗り越えればよいのでしょうか?
今回は、妊娠中のアパレル販売員の働き方や気を付ける点をご紹介します。

【関連リンク】
「妊娠中も楽しく働けた!」emmiのママスタッフが語るマッシュスタイルラボの魅力と働きやすさ

 

 
 

1、妊娠したことはいつ、だれに報告する?

販売員は妊娠したことはいつ、だれに報告する?
 

妊娠が判明すると喜びも束の間、「職場にいつ報告しよう…」と悩んでしまう人が多いと思います。安定期に入るまで報告するのを控えたくなりますが、妊娠初期はつわりで体調が悪くなる人が多いため、店長には早めに伝えた方がよいでしょう。
つわりは個人差があり、日によって体調も異なります。つわりが重い人は常に気持ち悪かったり立っているだけでも辛かったりと、日常生活を送ることすら困難になることも。
妊娠中は体調を最優先に考えなければいけないため、職場の理解が必要です。まずは店長に報告して、シフトの調整や働き方を考慮してもらえるように相談してみましょう。

 
 

2、つわりが辛い時はどうする?

無理をせず休む

つわりが辛い時は無理をせず、休むのが一番です。つわりは自分で体調をコントロールできるものではないため「昨日は調子がよかったのに、今日は寝込むほど辛い」と不安定な状態になってしまいます。
お腹の赤ちゃんを守ることができるのはお母さんである自分だけなので、体調が悪い時は休むことを第一に考えましょう。

 

負担が少ない働き方

どうしても出勤しないといけない場合や、勤務中に急に体調が悪くなる場合もあります。その時は速やかに店長に伝えて、休憩させてもらいましょう。
また、シフトを減らしてもらったり、立ち仕事以外の業務にしてもらったりと、働き方の変更を申し出るのも一つの方法です。

 
 

3、立ち仕事はいつまでできる?

出産予定日の6週間前まで

労働基準法では、妊娠中の女性が働けるのは「出産予定日の6週間前まで(本人が希望した場合)」と定められており、妊娠9ヶ月をすぎた辺りには、産休を取得できます。
ただ、妊娠後期になると足がむくんだり腰痛に悩まされたりと、立ち仕事を続けるのが難しくなる可能性が高いでしょう。また、通勤時の人混みや仕事でのストレスなども、妊婦さんには負担が大きいため、可能であれば避けたいもの。
自分の体調を第一に考え、無理のない働き方を考えましょう。

 

母性健康管理指導事項連絡カードの活用

もし仕事で不安がある場合は「母性健康管理指導事項連絡カード」を活用するとよいでしょう。妊娠中の働き方について医師が指導事項を記入し、勤務先はそれに基づいた措置を行うものです。
職場の理解を得られにくい場合や、自分で伝えることに抵抗を感じる場合は、このカードを活用してみましょう。

【参照】「厚生労働省:母性健康管理指導事項連絡カードの活用方法について」

 
 

4、産休と育休について

産休について

産休は「産前産後休業」のことで、出産予定日の6週間前〜出産後8週間まで取得できます。正社員に限らず、パートやアルバイトなど働く女性全てが取得できる制度です。
産休を取得すると、加入している健康保険組合から「出産手当金」を受け取ることができます。

 

育休について

育休は「育児休業」のことで、子どもが1歳になるまで取得できる制度です。最近は女性のみならず、育休を取得する男性も増えてきています。育休は最長で2年取得することが可能で、ママとパパで交代して取得する家庭もあるようです。
育休中は「育児休業給付金」が国から支給されます。

 
 

5、妊娠時期別で気を付けるポイント

初期(妊娠0週〜妊娠15週)

初期は、つわりに悩まされる人が多い時期です。吐き気により食欲がなくなる人もいれば、空腹時に気持ち悪くなる食べづわりに悩む人もいます。倦怠感を感じて立っているのが辛く感じる人もいるため、この時期は無理をしないようにしましょう。
また、精神的なストレスも体によくありません。接客業は気を遣う場面が多く、ストレスを感じやすいため、自分の体と赤ちゃんのことを考えて「辛い」と感じたら休ませてもらうことも必要です。

 

中期(妊娠16週〜妊娠27週)

中期になるとつわりの症状が落ち着き、体調も安定する人が多いでしょう。お腹が膨らみ始め、胎動を感じる時期でもあります。赤ちゃんが元気に育っていることが実感でき、気持ちも安定しやすいですが、油断は禁物です。
体調が回復したことで、仕事を頑張りすぎたり無理をしすぎたりすると、切迫早産につながる可能性も。長時間の立ち仕事や重労働は注意が必要です。
また、食べすぎると体重増加や妊娠高血圧症候群になる可能性もあるため、無理のない働き方と規則正しい生活、さらには栄養バランスの取れた食生活を心がけましょう。

 
妊娠中のアパレル販売員は、つわり、立ち仕事どう乗り越える?
 

後期(妊娠28週〜妊娠39週)

後期に突入するとお腹が大きくなるため、体を動かしにくくなったり腰痛がひどくて立ち仕事が辛かったりと、身体的な負担が増える時期です。出産が近付くことで不安や緊張を感じやすく、ナーバスになる人もいます。
またアパレル販売員の場合、店で売られている服を着ることが難しくなります。お腹の張りを感じやすくなるため、長時間立ちっぱなしの状態は控えた方が安心です。
産休に入る前に、業務の引き継ぎをするのを忘れずに行いましょう。

 
 

6、まとめ

妊娠中のアパレル販売員は、つわり、立ち仕事どう乗り越える?
 

妊娠中でもアパレル販売員を続けることは可能ですが、体調を最優先に考え、無理のない働き方を意識しましょう。妊娠・出産をしても仕事を続けたい人は、入社する時に妊婦さんや子育て中のママのサポートがあるかをチェックしておくことが大切です。