就活で聞かれるガクチカは、具体的に何を伝えればいいのか迷ってしまいますよね。ただ、難しく考える必要はなく、アルバイト経験だって立派なガクチカです。学生時代にアルバイトをしていた人は、その経験をガクチカとしてアピールしましょう。
今回は、アパレルバイトガクチカにする際のポイントや例文をご紹介します。
INDEX
ガクチカは「学生時代に力を入れたこと」の意味で、就活の面接でよく聞かれます。志望動機や自己PRと同様、高確率で聞かれる質問のため、具体的なエピソードを回答できるようにしっかり対策をしておきましょう。
アパレルバイトの主な仕事は、接客業務です。商品の説明や提案をし、一人一人に合った接客を行います。接客業務ではコミュニケーション能力が身に付くため、就活でのアピール材料になるでしょう。
在庫管理は、商品の検品、品出し、バックヤード整理、発注などの業務です。商品の発注業務はある程度の経験がないと任されないため、ガクチカのエピソードに取り入れると好印象を与えることができるでしょう。
お会計を行うレジ業務では、金銭のやりとりをするため慎重に扱う必要があります。レジ業務の経験があると、接客業やサービス業などの就職にも有利になるでしょう。
ガクチカの質問では、応募者が学生時代にどのような過ごし方をしてきたのかをチェックする目的があります。ガクチカを聞かれた時に、具体的なエピソードを答えられないと「採用しても真面目に取り組まないのではないか」「目標を持って働くことができないのではないか」とマイナスな印象を与えてしまいます。
学生時代を有意義に過ごしていたことがわかるエピソードを答えられるよう、事前にアピールポイントを考えておきましょう。
アパレルバイトの経験をガクチカにする場合、ただ「販売員の経験があります」だけでは、アピールになりません。面接官は「学生時代の経験で何を学んだのか」という部分を見ています。
そのため、アパレル販売員の経験の中で「特に印象に残っているできごと」「できるようになったこと」「お客様との関わりで得られたこと」などの学びになったエピソードを交えて回答することがポイントです。
ガクチカは「学生時代に力を入れたこと」なので、学生の時の経験談を回答します。経験を踏まえて学んだことや、身に付いたことなどをプラスして答えることがポイントです。
自己PRは「自分のスキルや強み」を伝えます。応募先で活かせる自分のスキルや強みとなる部分を、簡潔にまとめてアピールしましょう。
・学生時代に力を入れたこと
・具体的にどんなことをしたのか
・困難をどのように解決したのか
・なにを学んだのか
・ガクチカをもとにどんな活躍をしたいか
ガクチカを書く時は、結論から書くと伝わりやすくなります。次に具体的なエピソードを一つ書き、最後は学んだことや応募先で活かしたいことで締めくくると、まとまりのある構成になるでしょう。
面接の前に、必ず下調べや準備をしましょう。応募先の展開するブランドや商品の特徴、企業理念やコンセプトなどは最低限身に付けておきたい知識です。履歴書や職務経歴書の準備は早めに取りかかり、記入漏れや写真の貼り忘れがないように何度もチェックしましょう。
また、実際の面接の受け答えを想定したシミュレーションを行うことも大切です。よく聞かれる質問に対して、どのような回答をするかを練習しておくと、落ち着いて面接に臨めます。
面接会場には、開始時刻の5〜10分前に到着するのが理想です。遅刻は厳禁ですが、早く到着しすぎるのも迷惑がかかってしまいます。
面接を受ける際は、入退室のマナーがあるため、一連の流れを把握しておきましょう。また、受け答えの際は言葉遣いにも注意が必要です。特に「〜のほう」「〜になります」「〜でよろしかったでしょうか」などのバイト敬語と呼ばれる言葉遣いは、マイナスな印象を与えてしまうため気を付けましょう。
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アパレルバイトの経験は、ガクチカのエピソードとして使えます。応募先にアピールできるガクチカを考えましょう。