面接中に「もしかしたら合格かも?」と感じる、合格フラグと呼ばれるサインがあります。それは面接官の言動や反応から伺うことができますが、具体的にどんなサインなのでしょうか?
今回は、アパレル面接の合格フラグのサインと、合格するためのポイントをご紹介します。
INDEX
面接合格フラグとは、面接官の表情や態度、質問内容などから、「採用される可能性が高い」と判断できるポイントのことを指します。つまり、面接官に好印象を与えることができると、面接合格フラグが立ちやすいということになります。
入社に関しての具体的な質問をされたり、回答に対してのリアクションが良かったりする場合は、面接官は採用を考えていることが多いでしょう。
これまでの職歴やスキルなどのエピソードを話した際、面接官から深掘りする質問をされることがあります。これは応募者に対して興味を持っているサインのため、合格フラグが立っている可能性が高いでしょう。
入社後の勤務先や配属店舗に関して「どのエリアが希望ですか?」「希望する店舗はありますか?」などの質問をされることがあります。この質問は、応募者を採用する方向で考えているサインだと考えてよいでしょう。そのほかにも、入社後の働き方やシフトなどの質問も、合格フラグの可能性が高いです。
ただ、面接ではどの応募者にも共通して聞かれる質問でもあるため、より具体的なことを聞かれるかがポイントになります。
希望する入社日や前職の退職日に関して詳しく聞かれた場合、応募者を採用するつもりで質問していることが多いでしょう。新人研修のスケジュールや配属先を決める上で、「事前に入社日を把握しておきたい」という意図があるため、採用の見込みがある人にしか具体的なことは聞かれません。
面接官に「入社日は◯月上旬は可能ですか?」「有給はどれくらいありますか?」などの質問をされると、合格の可能性が高いでしょう。
合格フラグが立つと、次のステップに進む話をされることが多いでしょう。具体的には、二次面接や最終面接の、日程・面接内容などの説明をされます。
面接の最後に「次の面接はエリアマネージャーも同席します」「二次面接は一週間後を予定しております」などの言葉をかけられることが多いようです。
面接官のリアクションが良いということは、応募者に対して好感を持っている証拠です。例えば「素晴らしいスキルですね」「その実績は活かすことができると思います」などポジティブな言葉をかけられると、合格フラグの可能性が高いでしょう。
これらは面接官の表情や態度、言動などから把握することができます。
応募者に興味や関心が高いサインの一つに、面接官が頻繁にメモを取る行為があげられます。採用を判断する上で重要なポイントをメモに取っている可能性が高いため、合格フラグと捉えてよいでしょう。
面接時間が予定よりも長い場合は、応募者に対して興味を持っているサインです。応募者を採用するかどうか判断するために、話を掘り下げたり話題を広げたりするので、どうしても面接時間が長くなってしまいます。
他の応募者に比べて面接時間が長い場合は、合格する可能性が高いでしょう。
面接ではどの応募者にも共通して聞かれる質問がありますが、基本的なことしか聞かれない場合は、応募者に対してあまりよい印象を持っていない可能性が高いでしょう。
面接官の反応が悪く、回答に対して深掘りした質問をされない時は、不合格になりやすいでしょう。応募者への興味や関心がないと判断できるため、不合格フラグの典型的なサインです。
応募者の第一印象や言動などから「採用することはない」と判断した場合は、最低限の質問とやりとりをして面接を終了することが多いでしょう。
予定されていた面接時間よりも短かったり、他の応募者よりも早く終わったりすると、不合格を覚悟した方がいいかもしれません。
自社ブランドのイメージやコンセプトにマッチしないと判断すると、入社後の質問をされることはありません。面接中に不合格が確定した場合、わざわざ入社後の働き方や将来のビジョンを聞く必要がないからです。
面接に受かるコツは、応募先の求める人物像にマッチすることや、面接官に好感を持ってもらう必要があります。では、アパレル面接で受かるためには、どんなコツがあるのでしょうか?
・好印象を与える受け答え
・一般常識やマナーが身についている
・一緒に働きたいと思ってもらう
・働く意欲がある
・自社ブランドにマッチする適性やスキル
・ファッションセンス
・面接にふさわしい身だしなみ
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アパレル面接に受かるコツ!面接官が見ているポイントは?
では反対にアパレル面接で不合格になる人には、どのような特徴があるのでしょうか?
・ブランドイメージにマッチしなかった
・条件の不一致
・応募条件を満たしていなかった
・愛想がない
・ブランドの知識不足
・一般常識やマナーの欠如
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アパレル面接に落ちる理由って?落ちる人の特徴は?
面接に合格するためには事前の対策が肝心です。面接対策では、まず応募先についての下調べを行いましょう。応募先のアパレルブランドの種類やブランドコンセプトは、正しく把握する必要があります。
また、事業内容や企業理念なども知っておくと、志望動機を考える際に役立てることができるでしょう。
実際の面接を想定したシミュレーションを行うと、落ち着いて臨むことができます。面接官に聞かれる質問を想定し、どんな風に回答するかを考えて実際に声に出して練習しておくことがポイントです。
志望動機や自己PRは必ず聞かれる質問なので、自信を持って答えられるようにしておきましょう。
面接では受け答え以外にも、身だしなみにも気を配る必要があります。アパレル面接では私服面接が多いため、応募先のブランドコンセプトやイメージに合う身だしなみを意識しましょう。
私服面接とはいえ、面接の場であることを踏まえた身だしなみでなくてはいけません。清潔感を重視した好感を持たれる見た目を心がけましょう。
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【アパレル面接対策】流れ・マナー・準備・質問回答・身だしなみなど
アパレル面接で合格フラグが立つと、ほぼ採用と捉えてよいでしょう。合格するためには、事前の面接対策を入念に行って、面接官に好印象を与えることが大切です。