アルバイト・派遣・社員の仕事探しを応援するオシャレ求人サイト-ガールズウーマン-

掲載をお考えの企業様

ストック

ログイン
アパレル・ファッション求人のgirlswoman

日本最大級、憧れのアパレル求人1,800ブランド以上

パタンナーの仕事とは?必要なスキル・経験など

パタンナーの仕事とは?必要なスキル・経験など
 
パタンナーは、アパレル業界の商品を生産する段階に携わることのできる、重要な仕事です。そんなパタンナーは、どんな仕事内容なのでしょうか?
今回は、パタンナーの仕事や必要なスキルについて解説します。
 
 

 

1、パタンナーの仕事内容

パターンの作成

パタンナーは、パターンという型紙の作成を行います。パターンは洋服作りにおいて欠かせないものなので、パタンナーは非常に重要な役割を持つ仕事です。
パターンの作成は、マネキンに直接生地を巻いて作業を行う「立体裁断(ドレーピング)」と、平面で作業を行う「平面裁断」があります。
最近は、CADとばれる専用のソフトを使って、パターンの作成を効率よく進めるのが主流となっているようです。
 

トワル作成

トワルとは、仮縫いのサンプルのこと、またはその時に使用する布のことを指します。パターンの作成をしてすぐに商品として販売するのではなく、仮縫いを行って全体のシルエットやサイズ、仕上がりの状態をチェックする必要があります。
ミリ単位の修正や縫製のチェックを行う重要な作業です。デザイナーと一緒に作業を進める場合が多いでしょう。
 

縫製仕様書の作成

完成したパターンと縫製仕様書を工場に提出して、サンプルを作成します。縫製仕様書は、サイズ、副資材、縫製指示などを細かく記した指示書のことです。
完成したサンプルをチェックして、その後商品として完成したものを展示会で発表します。
 

量産用パターンの作成

展示会が終わって、量産用パターンの作成を行います。量産用パターンでは、S・M・Lといったサイズ展開をするために、それぞれのパターンを作成する必要があります。これを、グレーディングといいます。
グレーディングは、グレーダーが担当することが多いですが、パタンナーが行うこともあるようです。
 
パタンナーの求人はこちら
 
 

2、パタンナーに必要なスキル・経験

パタンナーの仕事とは?必要なスキル・経験など
 

パターン作成の知識と技術

パタンナーになるためには、パターン作成の知識と技術が必須です。独学でも学ぶことは可能ですが、服飾専門学校を卒業した人の方が、採用には有利になります。
また、「パターンメーキング技術検定」を持っていると、パターン技術を証明することができるため、パタンナーになりたい人は資格の取得を目指すと活躍の場が広がるでしょう。
 

CADソフト

アパレルのパターン作成はCADという専用のソフトを使用することが多いため、CADを使って作図ができると仕事に役立つでしょう。
CADの知識と技術を証明できる「CAD利用技術者検定」があるため、パタンナーを目指す人はCADの勉強も同時に行うことをおすすめします。
 
パタンナーの求人はこちら
 
 

3、未経験からでもパタンナーの仕事に就ける?

未経験では難しい

パタンナーは、経験者やパタンナー技術のある人が採用条件となる場合が多いため、未経験で始めるのは難しいかもしれません。
服飾専門学校でパターン技術を学んだ人であれば、実務経験がなくても働くことができますが、その場合はアシスタントからのスタートになるでしょう。
 

経験者なら即戦力として活躍

パタンナーは技術職のため、全くの未経験は募集していないことがほとんどです。ただ、パタンナーとしての経験があれば、即戦力として活躍できます。
パタンナーの技術をアピールするためには、実績を作ることがポイントです。
 
パタンナーの求人はこちら
 
 

4、パタンナーに向いている人

裁縫が得意な人

パタンナーは、トワル作成で布を裁断したり仮縫いしたりと、裁縫技術が求められます。手先が器用な人や裁縫が得意な人は、パタンナーの素質があるでしょう。
 

洋服作りに興味がある人

パタンナーの仕事は、デザイナーが描いたデザイン画をもとにパターンを作成するため、一から洋服作りに関われる、やりがいのある仕事です。
洋服作りや製作に興味がある人は、パタンナーの仕事に向いているでしょう。
 

コミュニケーション能力がある人

パタンナーは、デザイナーを始め、様々な人と関わって仕事を進める必要があります。縫製工場とやりとりを行うこともあるため、パタンナーにはコミュニケーション能力が求められます。
自分の意見を伝えたり相手の要望をくみ取って対応したりと、どんな場面でも円滑なコミュニケーションがとれる人に向いているでしょう。
 

計画的に物事を進められる人

商品として販売するまでには、全て細かくスケジュール管理がされています。パターンを作成したりサンプルチェックを行ったりする作業にも納期が決められているため、計画的に物事を進められる人に向いているでしょう。
 
パタンナーの求人はこちら
 
 

5、パタンナーの大変なこと

パタンナーの勉強

パタンナーは、専門的な技術を要する仕事です。パタンナーになるために専門学校に通ったり資格の取得を目指したりと、向上心を持って学ぶ必要があります。
未経験で働ける企業は少ないため、まずはパタンナーの勉強をして技術と知識を身に付けることに苦労するでしょう。
 

橋渡しの役割

パタンナーは、デザイナーと工場の橋渡しの役割を担うことも多いため、どちらの意見もくみ取って納得のいく商品を作り上げる大変さがあります。
デザイナーの意図を反映させた正確なパターンを作成したり、工場に明確な指示を出したりと、スムーズに仕事を進めるための配慮や適切な対応が求められます。
意思疎通がとれない時や、指示した内容がうまく伝わらない時に、パタンナーとしての責任を感じることがあるでしょう。
 

イメージしたものができない

サンプルが完成すると、イメージしたものとは違う仕上がりになることもあります。生地や縫製によっても仕上がりに大きな違いが生じるため、実際に形になったものを見て、もう一度作り直すことも多いようです。
 
パタンナーの求人はこちら
 
 

6、パタンナーのやりがい

パタンナーの仕事とは?必要なスキル・経験など
 

商品が完成した時

パタンナーのやりがいは、苦労して製作した洋服が完成した時に大きな達成感や喜びを感じることができます。地道な作業や納期のプレッシャーがある中、ようやく完成した時に「パタンナーをやっていてよかった」と思えるでしょう。
 

商品が売れた時

自分が作成したパターンが商品として店頭に並ぶことでもやりがいを感じられますが、さらにその商品が売れたり多くの人に支持されたりすると、喜びも倍増します。
デザインやシルエットなど、こだわり抜いた部分が評価されると、パタンナーとしての自信につながるでしょう。
 
パタンナーの求人はこちら
 
 

7、まとめ

パタンナーの仕事とは?必要なスキル・経験など
 
パタンナーは、アパレル業界に欠かせない役割があり、責任やプレッシャーを感じることもありますが、商品として形になった時にやりがいを感じることができる仕事です。
洋服作りに興味がある人は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
 
パタンナーの求人はこちら