アクセサリーは女性にとってなくてはならないアイテムです。おしゃれ度がアップしたり女性らしい雰囲気になれるため、「アクセサリー販売の仕事をやってみたい」と憧れを抱く人も多いのではないでしょうか?
今回はそんなアクセサリー販売の仕事内容や、働くメリットとデメリットをご紹介します。
アクセサリー販売で取り扱っている商品は、ピアスやネックレス、ヘアアクセサリーが中心ですが、アパレル小物を販売している店も多くあります。帽子や靴下、バッグや財布、腕時計やサングラスなどの小物類もあり、幅広いジャンルの商品を取り扱っていることがわかります。
ショッピングセンターや商業施設に入っているアクセサリー販売の店は、低価格で若い層でも購入しやすいことが魅力です。一方で百貨店などに入っているアクセサリー販売の店は、価格設定も高めでジュエリーの区分になることが多いでしょう。
アクセサリー販売の仕事は、接客業務が中心です。お客様に商品のことを聞かれたら商品説明をしたり使い方のアドバイスをします。店員の方から積極的に接客をするスタイルではありませんが、愛想よくお客様の役に立つ接客を心がけます。
商品のお会計やラッピング業務も行います。アクセサリー販売ではプレゼントとして購入する人も多いため、ラッピングをお願いされることも多いでしょう。無料ラッピングと有料ラッピングがある場合は、事前にお客様に確認をして選んでもらいます。
アクセサリーは一つ一つが細かく、また種類も多いため、商品管理は慎重かつ丁寧に行わなくてはいけません。発注の際にはミスがないよう入念に確認をしたり、在庫の数や人気商品についても把握することが求められます。
アクセサリー販売は服装や髪型が自由である場合が多いです。そのためおしゃれが好きな人にとっては、のびのびと働くことができる環境といえるでしょう。単純に服が好きというだけでなく、アクセサリーのコーディネートやヘアアレンジに至るまで、トータルでおしゃれをすることが好きな人に向いています。
アクセサリー販売は接客業のため、コミュニケーション能力が高い人に向いています。人と話すことが好きな人や初対面の相手でも緊張することなく話せる人は、やりがいをもって働くことができるでしょう。
アクセサリーを取り扱うため、商品の検品、品出し、ラッピングなど、常に細かい作業をすることが求められます。そのような細かな作業が得意な人は、アクセサリー販売の仕事に向いているでしょう。
<メリット>
商品のディスプレイやレイアウトを考えることで、センスが磨かれます。物の配置やバランス、色の組み合わせ方やディスプレイの技術を学ぶことができるので、私生活でもそのスキルを活かすことができます。
アクセサリー販売はけっこうな頻度でラッピングを依頼されるため、自然とラッピング技術が身につきます。商品の形や大きさ、数や種類によって適したラッピングをしなくてはいけないため、手先が器用になったりどのようなアイテムでもささっとラッピングをするスキルを習得することができます。
正社員ではなくても店の商品を社割価格で購入することができる店が多いので、好きなアクセサリーをお得に手に入れられます。新商品が入荷したら、自分の分を確保しておいて購入するという人も多いようです。
<デメリット>
アクセサリー販売は、勤務中はずっと立ったままの状態です。アクセサリー販売はアパレルほど積極的にお客様に接客をするスタイルではないので、暇になることも多く、時間の経過が長く感じることも。そのような場合も立ったままで、店内の様子を見守り続けないといけないのが苦労する部分かもしれません。
接客をしない時は、商品の陳列を整えたり店内を掃除したりと他の業務を進めるなどして、時間を有効に使うことがポイントです。
アクセサリーはほとんどが手のひらサイズに収まるくらいの、小さなアイテムばかり。そのため在庫管理は、細かい作業が中心になります。
たとえば同じデザインの商品でもイヤリングとピアスの違いや、ゴールドとシルバーの色の違いがあるように、細かく分類されます。発注や棚卸しの時に苦労するだけでなく、商品をレイアウトする際もお客様にわかりやすいように展示しなくてはいけないため、様々な配慮や工夫も必要です。
アクセサリー販売の仕事は、そもそも求人数が少ないことがネックです。アパレルであれば求人も多く店の数もたくさんありますが、アクセサリー専門の店というのは数が限られています。
そのためアクセサリー販売の店で働きたいと思っても、希望する店で採用を行っていない可能性もあるので、求人探しに苦労するかもしれません。
アクセサリー販売の仕事は、アクセサリー好きならきっと楽しく働くことができるはずです。ただ求人そのものを見つけることへのハードルが高いかもしれませんが、もし募集を行っていたらすぐに応募するようにして、日頃から求人情報をチェックしておくと良いでしょう。
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