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アパレル販売員の【異動】について。挨拶の例文・マナー・タイミング

アパレル販売員の異動
 

異動は社会人にはよくあることですが、アパレル販売員も別ブランドや他店への異動が命じられる場合があります。そもそも異動はどのような目的で行われるのでしょうか?また、異動する際のマナーについてもわからないことが多いですよね。
今回は、アパレル販売員の異動について解説します。

 

 
 

1、異動がある理由

アパレル販売員に異動がある理由
 

スタッフの人数調整

スタッフの退職や昇進などによって、人数の調整を行う必要があります。店の立地や規模によって必要な人数は異なりますが、店舗運営が円滑に行える状態にするために、異動が生じるケースがあるでしょう。

 

スタッフのキャリア形成

様々な環境で働くことにより、経験値が上がったりスキルが習得できたりと、スタッフのキャリア形成を目的として異動を行います。全国に店舗を構える大手のアパレル企業の場合は、他店に異動させて経験を積ませることが多いでしょう。

 

新店舗のオープン

アパレル企業では新店舗のオープンに合わせて、スタッフの異動が行われます。新店舗の立ち上げに関わるため、実績や経験のあるスタッフが配置されることが多いようです。

 
 

2、異動が多い時期

春(3月〜4月)

アパレル業界に限らず、春は異動が活発に行われる時期です。新年度がスタートし、新卒や中途採用のスタッフが入ってくることにより、社内の人員配置も大きく変化します。

 

秋(9月〜10月)

秋も異動が多い時期です。アパレル業界では8月に決算期の企業も多く、スタッフの異動も活発に行われる傾向にあるでしょう。

 

新店舗のオープン・閉店時

新店舗のオープンが決まるとスタッフの異動も生じます。新たにスタッフの採用を行うこともありますが、店長や副店長などは経験のあるスタッフを異動させる場合が多いため、新店舗のオープンに伴いスタッフの配置も大きく変わるでしょう。また、閉店に伴う異動もあります。

 
 

3、異動のパターン

ブランド異動

ブランド異動は、同じ会社の別ブランドに異動するパターンです。ブランド異動の理由としては、経験を活かして別ブランドの成長や売上に貢献する目的で行われることが多いでしょう。
また、スタッフの年齢とブランドのターゲット層がマッチするように調整を行う場合もあります。

 

店舗異動

店舗異動は、同じブランドの別の店舗に異動するパターンです。同じブランドなので一からブランドの知識を覚える必要がなく、これまでの経験や実績を活かして働くことができます。
店舗異動をする場合は、スタッフの退職による欠員補充を目的とすることが多いでしょう。また、キャリアアップによる異動で、人員の調整が行われるケースもあります。

 

部署異動

アパレルの部署異動は、店舗の販売員が本社に異動となるケースを指します。スタッフの意向や会社の方針などにより、部署異動を行う場合もあるようです。

 

エリア異動

エリア異動は、自分の勤務するエリアとは違うエリアに異動になるパターンです。エリア異動は、入社するタイミングで希望するかどうかを伝えることができるため、エリア限定で働きたい人はこの異動は該当しません。
エリア異動は引っ越しを伴う場合も多く、生活環境も大きく変化します。ただ、人脈が広がったり基本給が高かったりとメリットも多いでしょう。

 
 

4、異動の希望は出せる?断れる?

申請できる制度を活用する

異動は申請できる制度がある企業なら、受け入れてもらうことが可能です。社内公募制度の活用や人事面談のタイミングで伝えると、希望する店舗や部署への異動が叶う場合もあります。
また、日頃から上司に自分の希望を伝えておくことも大切です。必ずしも自分の希望通りの異動が実現するとは限りませんが、キャリアアップやスキル向上などのポジティブな理由であれば、異動のチャンスが訪れるでしょう。

 

断るのは原則NG

会社側から異動を命じられた場合、基本的に断るのは難しいでしょう。入社する時点で、異動や転勤の可能性があることが伝えられているのであれば、指示に従わなくてはいけません。
ただ、家庭の事情や健康上の問題など、やむを得ない理由がある場合は相談してみましょう。

 
 

5、異動するメリット

アパレル販売員が異動するメリットとデメリット
 

経験が積める

アパレル販売員としてスキルアップをするためには、職場環境や人間関係など、たくさんの刺激を受けながら働く必要があります。
異動で経験を積むことで、自分の成長につながるでしょう。

 

キャリアアップができる

異動はキャリアップを目的とする場合も多いため、アパレル販売員から店長やスーパーバイザーなどのポジションを目指すこともできます。
これまでの実績を評価されて新店舗の店長に任命されるケースもあり、異動をすることでキャリアアップが叶いやすくなるでしょう。

 

人脈が広がる

異動をすれば、それだけ関わる人も増えるため人脈が広がります。たくさんの人と関わることで仕事の幅が広がり、社内の人脈も増えるためプラスになることが多いでしょう。

 
 

6、異動するデメリット

環境の変化によるストレス

異動するとガラッと環境が変化するため、精神的に負担がかかります。人間関係を一から構築したり、新しい職場に適応したりと苦労することも多いでしょう。
特に転居が伴う異動の場合は、住む場所や生活環境なども大きく変化するため、ストレスを感じるかもしれません。

 

望まない異動になる可能性も

異動には基本的に従う必要がありますが、どうしても今の環境を変えたくない場合もあると思います。全く望んでいない場所や部署への異動になる可能性もあるため、理想とする働き方やキャリア形成ができないリスクがあるでしょう。

 
 

7、異動を伝えるタイミング

正式な発表がされた後

異動を同僚に伝える際には、正式に発表された後が理想です。朝礼やミーティングなどのタイミングであれば、異動の件を伝えやすいでしょう。

 

自己判断で伝えるのは控える

異動の話が出ていたとしても、確定ではない段階で同僚に話してしまうと、混乱を招く原因となるため控えましょう。
正式に異動が決まり、店長からの許可を得た上で伝えるのがマナーです。

 

引き継ぎを考慮して余裕を持って伝える

異動を伝えるタイミングは正式に決定してから伝える必要がありますが、伝えるのを先延ばしにするのもNGです。引き継ぎすることを考えた上で、スケジュールに余裕を持って伝えるようにしましょう。

 
 

8、異動の挨拶メール例文

同僚に送る場合

◯◯店のみなさま
 
おつかれさまです。
◯◯です。
私事となり大変恐縮ですが、この度◯月◯日付で◯◯店に異動させていただくことになりました。
在職中は、切磋琢磨しながらともに働いた日々の思い出が印象強く、特にセール期間は一致団結して取り組んだことを、今でも鮮明に覚えています。このチームで働けたことが最高の思い出となっています。
これまでの経験を今後の人生に活かし、精進して参りたいと思っております。
働く環境は変化しますが、今後とも仲良くしていただければ幸いです。
今後の連絡先は、以下の電話番号もしくはメールアドレスまでお願いいたします。
 
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:◯◯◯◯@◯◯.com
 
みなさまのご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
これまで本当にありがとうございました。
 
◯◯ ◯◯(名前)

 
 

9、顧客には手紙で伝えるのもおすすめ

大切な顧客には、異動することとこれまでの感謝の気持ちを伝えると、好感を持たれます。顧客に伝える場合は、手紙(DM)を送るのがおすすめです。
手紙の基本構成は「退職の挨拶」→「感謝・エピソード」→「後任の紹介・締め」でまとめると伝わりやすいでしょう。

 

例文

◯◯様
 
平素より大変お世話になっております。
この度、◯月◯日付で◯◯店に異動させていただくことになりました。◯◯様には、私が新人の頃から温かいお言葉をかけていただきまして、誠にありがとうございました。
引き続き当店のスタッフ一同、◯◯様にご満足いただけるよう尽力いたしますので、今後ともご贔屓のほどよろしくお願いいたします。
これまで本当にありがとうございました。
末筆ながら、◯◯様の長らくのご愛顧に感謝を申し上げるとともに、今後のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
 
◯◯(ブランド名)◯◯店
◯◯ ◯◯(名前)

 
 

10、異動する際に気を付けること

ネガティブなことを言わない

異動をする時は、ネガティブな内容を言わないように気を付けましょう。もし希望した異動でなかった場合「本当は異動なんてしたくなかった」「なんで私が異動なの?」などの不満があるかもしれませんが、そのようなネガティブな内容を同僚や店長に伝えてしまうと印象が悪くなってしまいます。
円満な異動をするためにも、マイナスな発言は慎むようにしましょう。

 

引き継ぎをする

異動をする際には、自分の業務を引き継ぐ必要があります。在庫管理や顧客管理などの業務を担当している場合、後任のスタッフに伝えて、自分がいなくなっても滞りなく業務が進められるようにしなくてはいけません。
異動が決まると現在の職場で働くモチベーションが低くなる人もいますが、最後まで責任を持って取り組むようにしましょう。

 
 

11、まとめ

アパレル販売員の異動についてまとめ
 

アパレル販売員は異動を命じられることもあるため、入社する際には「異動の有無」や「どのエリアまで該当するのか」などをチェックしておきましょう。
環境が変わることに不安を感じる人も多いと思いますが、新たな職場で経験を積めば、アパレル販売員としてのキャリアアップにつながります。
円満に異動ができるように、基本マナーや挨拶はしっかり覚えておきましょう。