FRAY I.Dルミネ有楽町店 副店長/水野さん(25歳)
―Career―
2019年9月 大学2年生の時にアルバイト入社(FRAY I.Dルミネ有楽町店に配属)
2022年4月 マッシュスタイルラボに新卒入社(FRAY I.Dルミネ有楽町店に配属)
2024年4月 同店の副店長に昇進
大学2年生の時にFRAY I.Dのアルバイトを経験した後、マッシュグループのスローガン「ウェルネスデザイン」の「人々の24時間を豊かにしたい」という考え方に共感しマッシュスタイルラボの新卒社員として入社された水野さん。入社して2年経った現在では、副店長として接客する傍ら後輩スタッフの育成にも携わり、「一緒に働く仲間が楽しく働ける環境をつくることが目標」と話されていました。
スタッフとの信頼関係や良いチームワークを作るにはどんな取り組みをしているのでしょうか。今回は、本社社員・店長と店舗スタッフのパイプ役として働くFRAY I.D副店長の水野さんにマッシュスタイルラボで働く仲間と環境について話しをお聞きしました。
INDEX
現在、働いているFRAY I.Dルミネ有楽町店で働く仲間について伺います。
「有楽町店は25歳前後の店舗スタッフが多いですね。」と話す水野さん
FRAY I.Dルミネ有楽町店では、店長1名と副店長1名、正社員3名、アルバイトパートが2名の合計7名の構成で、年齢的には20~40代の仲間と一緒に働いています。
各店舗によって課題はさまざまですが主に店舗スタッフの育成と働きやすい環境をつくることが副店長の役割だと思っています。店舗スタッフの育成では、お客様の対応方法や接客の楽しさを感じてもらえるようなアドバイスを心がけています。お客様に「また行きたい!」と思っていただけるお店になるように、スタッフみんなで助け合いながらチームワークを大切にしています。そのため、お客さまや一緒に働く仲間に対していつでも思いやりのある行動ができるように日々試行錯誤しながら取り組んでいます。
自身も過去に経験した悩みがあったからこそスタッフが何に悩んでいるのか気持ちがよく分かるため、スタッフのケアはもちろん店長の考え方や思いをかみ砕いて伝えることも副店長の役目だと思っています。
店長とは、お店の目標達成に向けて話し合いをする機会が多いです。私から相談することも多く、スタッフ一人ひとりのお店に対する思いや頑張りたいことに向けてどうサポートしていけばよいかなどの話を聞いていただいたり、プライベートな話をしたりと一番にコミュニケーションを取っている相手です。店長の考えるお店づくりや店舗目標に向けてどう動いていくかなど勉強になることがたくさんあります。
店長と副店長の思いだけのお店にならないように、スタッフと個別ミーティングを月に1度行い、目標や悩みなどをヒアリングしています。スナップを頑張りたい、ストックルームが見やすくなるよう整理整頓したい、商品知識を身に着けて接客スキルを磨きたいなどさまざまな目標をもった仲間がいるため、それぞれの個性を活かし目標達成に向けて成長の手助けができるよう意識してコミュニケーションをとっています。
後輩スタッフとも仕事の話しだけではなくプライベートの話もよくします。「この間あの店に行ったよ」とか「休みの日にこれしたよ」など、まずは自分のことを知ってもらえるように、自分から話をするように心がけています。帰り時間が一緒になった時など、スタッフみんなにたくさん話を聞いてもらっています。
営業本部FRAY I.D担当の田中さんと連携を取ることがあります。電話相談もありますがよく店舗巡回に来てくださるので、お店のことや自分のことで困った時などは気軽に話せる環境です。
つい先日も田中さんに悩みを相談したばかりです。新人スタッフの接し方について相談した時に、「自分ではなく相手がどう思うか、から考えてみてね」とアドバイスをいただき、改めて相手を思いやる大切さを実感しました。
現在、働いているFRAY I.D有楽町店で働く環境とチームワークについて伺います。
今季の商品やお店についてミーティングをする水野さんと営業本部の田中さん
店舗で月に1回の全体ミーティングを行っています。シーズンごとのブランドコンセプトや店舗目標について情報共有をしたり、時期よっては店舗イベントもあるので、それに向けて意見を出し合ったり打ち合わせをしたりしています。
他にも、毎日の朝礼時に個別ミーティングを行っているので、そこで日々の状況把握と目標や目的を共有することで接客に入る前にベクトルを合わせています。
ストックルームに入る時や店頭を離れる時などに、他のスタッフが「どこで何をしているのか」を目や耳で把握すること、自分自身の状況は「どう動くか」を声に出して相手に把握してもらえるようなコミュニケーションを心がけています。一生懸命になると目の前のことに集中してしまうこともあるので、できるだけ視野を広くしてお店全体を把握し合えるようにしています。
お店が混雑した時にチームワークの良さを感じます。例えば、接客中に他のお客様からサイズや在庫について聞かれるなど、1人の販売員が同時に複数のお客様の対応をする場合があります。その時は、まず優先順位を考えてから他のスタッフにお客様を引き継いでもらったりストックルームに在庫確認を行ってもらったりなど、お互い助け合いながら円滑に対応できるように連携をとっています。1人で全部を対応しようとせずに協力し合える仲間がいるので、普段のコミュニケーションから信頼関係が築かれているなと感じます。
「誕生日のスタッフがいる時は、みんなでプレゼントを渡しています。私もお祝いをしてもらった時はすごく嬉しかったです。」と話す水野さん
仕事が終わった後に、一緒に帰ったり食事に行ったりします。帰りが一緒になったスタッフには「今日どうだった?」と聞くようにしていて、そこから「実は・・・」と悩みを話してくれることもあります。食事に行く時は、仕事の悩みだけではなくプライベートの話もするので、そこで仕事中では見えない新たな一面を知れるので大事にしている時間です。
お客様第一に一生懸命に頑張れるところです。柔軟性のあるスタッフが多いので、分からないことがあればすぐに仲間に聞き、相手の意見を素直に受け入れてくれます。それぞれの考え方を吸収し、お客様や仲間のために前向きに頑張れる素敵なスタッフです。
毎日忙しく動いているので、スタッフから「ありがとうございます」「水野さんのおかげです」などの感謝の言葉をもらえた時に支えてもらっているなと感じます。先日、連休に入る前に「ゆっくり休んでください」と温かい言葉をかけてくれて、何気ない心遣いがすごく嬉しかったです。
これまでは、店舗で働く環境について伺いました。今度はマッシュスタイルラボで働く環境について伺います。
マッシュスタイルラボは「私たちの発想を形にし、人々に幸せを届ける。」という企業理念があるように、新しい事にチャレンジしていく会社だと思います。明るく前向きで自発性のある社員が多く、たくさんのことを学びながら周りみんなと一緒に成長できる事が魅力だと感じます。
挑戦の機会をたくさん与えてくれるので、新しい事にチャレンジする行動力も身につき経験を積む事で成長に繋がっています。
今までお世話になった店舗の先輩など憧れる方とはたくさん出会いました。みなさん会社やブランドへの愛が強く、芯のあるかっこいい社員です。小さな事も気にかけてくれ、いつも助けてくれた先輩のように、今度は私が後輩に同じように関わっていけるように、そして先輩にいつか恩返しができるようになりたいと日々頑張っています!
今までは自信が持てなく消極的になってしまうこともありましたが、マッシュスタイルラボに入社してからは自ら手を挙げてどんどん新しいことにチャレンジしたいと思うようになり、明るく前向きに取り組む積極性が身につきました。
やりたい仕事はもちろんですが、苦手な仕事にも積極的に取り組むようになってからは仕事への視野が広くなり、お客様だけではなくスタッフの働く環境づくりの大切さにも気づけたので、自分への成長に繋がりました。コツコツと続けることで周りからも頼られるようになり、新しいことに挑戦させてもらえる機会も増えました。
今の目標は店長になることです。みんなが楽しくお仕事できるような環境づくりや販売員の育成、お客様に「また来たい」と思っていただけるお店になるように日々試行錯誤をしながら取り組んでいます。お客様でもスタッフでも相手にとって何が一番いいのかを考え、いつでも思いやりのある行動ができるように努力しています。たくさんの人の想いが詰まってできた商品ひとつひとつの魅力を伝えるのが私たちの役目ですが、いずれは、人々の24時間を豊かにしたい、と「ウェルネスデザイン」の考えに基づいた、商品やサービスの提供などを作り出す側になりたいと思っています。
編集後記
マッシュスタイルラボが考える「未来の販売員像とは」のインタビューにおいて、「雰囲気のいいお店作りは販売員同士のコミュニケーションが大事」とのお話がありましたが、今回実際に店頭で働く副店長である水野さんから、「お客様や店の情報を共有し助け合いながらチームで働いている。困った時はいつでも相談に乗ってくれる先輩がいて、相手の意見を素直に受け入れ柔軟に対応してくれる後輩がいる」とのコメントがあり、本社で働く社員と店頭で働く販売員が同じ方向を向いている様子が分かり、マッシュスタイルラボ全体のチームワークの良さを感じました。
NEXT
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