レディス営業本部 営業3部 FRAY I.D担当課長代理/田中さん
―Career―
2015年 マッシュスタイルラボに入社
2015年 FRAY I.D副店長を2店舗で経験
2018年 FRAY I.Dルミネ新宿店に副店長として異動。その後店長を4年経験
2020年 ルミネ新宿店の店長を兼任しながらトレーナーを務める
2022年 店舗を離れマネージャー職に昇進
2024年 レディス営業本部FRAY I.D担当課長代理に昇進
マンスリーマッシュニュース、今月のテーマ「働く環境と仲間」について、学生アルバイトから新卒社員としてマッシュスタイルラボに入社をし、現在はFRAY I.Dの副店長として活躍されている販売員さんにインタビューをしました。そこで見えてきたのは、店舗スタッフと本社社員が一緒になってお店を作り上げるマッシュスタイルラボのチームワークの良さがありました。今回は、人材育成に携わるマッシュスタイルラボ レディス営業本部FRAY I.D担当の田中さんに店舗スタッフの働く環境について話をお聞きしました。
INDEX
店舗スタッフが働きやすくなるように、どんな働きかけを行っているのか伺います。
FRAY I.Dの人事や人材育成に携わり本社に店舗状況を共有することが私の仕事です。主に関東の店舗を巡回しながら店舗の売り上げ状況を把握し、先週の売れ筋商品やお客様から好評だった商品のコーディネートなどを毎週のミーティングで店舗スタッフに共有しています。目標予算に苦戦している店舗には好調な店舗事例を伝えるなど、店舗同士の横の繋がりが持てるよう間に入っています。
また、店舗スタッフはお客様からの声を直接聞きながら商品に触れているのでお客様の意見をとても理解しています。その貴重な意見を本社に報告し、商品の検討会や入荷商品の調整を行い販促やフェアに向けて戦略を考えていく仕事もしています。店舗スタッフにとって本社の窓口となる役職だと思います。
本社社員はお店で働く店舗スタッフみんなのために存在しているので悩んだり困ったりしていることを早く解決できるように心がけています!
店舗に行った際には、最近のお店の動向や悩んでいることを店舗スタッフに聞いています。店舗スタッフが悩んでいるときには「こういうこともやってみるといいよ!」など具体的なアドバイスを送るようにし、悩みを分かりやすく解決できるように会話をしています。
「店舗のマネキンに着せるコーディネート作りに悩んでいる」と相談をされたことがありました。その時には、私の考えだけで変更するではなく仲間の意見を尊重するようにしています。店舗スタッフが提案した意見に「その考えがあるなら、こういうコーディネートに変更してみよう!」と一緒に考えるようにしています。
変更した後に、「一緒に考えていただいたコーディネートが本日の売れ筋商品になりました!」と喜ぶ姿を見ると私もとても嬉しくなりますし、自発的な成長や気づきにもつながると感じています。
チームワークを良くするためには、店長のケアが必要だと思っています。店長は店舗目標に向けて考えて働いているのでプレッシャーが大きい役職です。後輩スタッフの育成に悩んだり、目標が達成出来なかったりと一人で考え込まないように、悩みを共感しながら話を聞くように心がけています。店長から相談をしてくれることもありますが、私から電話やメールをして気にかけるようにもしています。
20代の若い社員が多いので、コミュニケーションがスムーズにいかずに店舗の中だけでは解決できないこともあります。そういった時には、自身が間に入りお互いの考えを汲み取りながら言葉を選んで伝えるように心がけています。みんな、「いいお店にしたい、目標を達成したい」という気持ちは同じなので、私が間に入って言葉のニュアンスを変えて伝えるだけでも、その後は自然と解決に向かっていくことが多いです。
販売員は、悩みを解決しようとそれぞれが自分なりに考えて日々頑張ってくれています。悩んでいる時に、必ずしっかりと話を聞くことと店舗スタッフの考えを尊重するように心がけています。
もちろん、私の意見をしっかりと伝え指導する時もあります。例えば、後輩の育成で悩んでいる社員には「まず、ちゃんと向き合おうとしている姿勢が素晴らしいよね。だからこそ、あなたの気持ちや考えの伝え方をこういう風に変えた方が相手には理解しやすいかな!」などと、前向きに捉えてもらえるようなアドバイスをしています。
また、売上が低迷している時だけ連絡をするのではなく好調な時にもちゃんと連絡をして感謝を伝えるように心がけています。
働きやすくなるような取り組みや制度・手当について伺います。
アパレル未経験の方もたくさん入社されていていますが、店舗の先輩社員が丁寧に接客を教えてくれ、しっかりとサポートをしてくれることが働きやすさに繋がっていると思います。1人の店舗スタッフからだけではなく、店舗の先輩たちがその都度サポートをしてくれるので、未経験の方でも安心して働けるのが魅力です。また、同じ館内にマッシュグループのブランドが複数出店していることがあるため、店舗で困ったことが起きた時などにグループ全体で助け合えるのもマッシュで働く環境のいいところだと思います。
店舗スタッフは服を魅力的に着てお客様に見ていただく販売促進の要素もあると思っています。マッシュスタイルラボでは、福利厚生の一環として自社の商品を通常価格よりも安価に購入できる社員割引制度を設けています。普段の出費を減らせるだけではなく、実際に着用することで商品の理解度が上がり、もっとブランドのことを好きになれると好評です。
また、自身の働いているブランドだけではなくマッシュグループで展開しているファッション、コスメ、飲食など全て社員割引制度で購入できるので、知らなかったブランドの良さも知ることができます。
FRAY I.Dの服が1番好きですが、私も社員割引制度で他のブランドの服に挑戦をしているうちに、大好きなブランドが増えました!
新入社員をみんなで育てる「シスター制度」があります。まずは、マッシュグループへの理解を深めるために、企業理念やブランド紹介などの研修が本社であります。さらに、ビジネスマナーの座学や接客販売の基本、接客のロールプレイングの実践研修も取り入れています。店舗に配属された後は、先輩社員が仕事の進め方から悩み相談までしっかりとフォローする体制があるので、コミュニケーションも取りやすく働きやすいと新入社員に好評です。
毎月任意の1日の勤務時間を1時間短縮できる「プレイフライデー制度」を設けています。いつもより、早く帰れることでプライベートの時間が持てリフレッシュをしてもらうことが目的です。
スキル向上をサポートする資格手当を支給しています。ファッション色彩検定や英検などを受講する社員が多く、取得することで実際に接客やご提案の幅が広がっています。合格者には受験料を負担し応援する目的で行っています。
編集後記
販売員が働きやすい環境になるように、さまざまな経験を持つ営業本部の田中さんが一人ひとりと向き合い、お互いの意見や考えをきちんと受け止め相手に分かりやすいように言葉を選び伝えていく姿に安心感を持って、さらに自分の考えや感性も発揮できる環境であることを感じました。また、店舗のチームワークが良くなるように本社の社員が一緒に作り上げていく様子にマッシュスタイルラボの勢いと強さを感じました。
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