憧れのアパレル業界に就職するためには、事前に面接を受ける企業について調べたり面接対策を行うことが必要です。特に新卒の場合、わからないことがほとんどで不安に感じてしまう人も多いでしょう。
そんな新卒の方に向けて、面接の事前準備としてやっておきたいことをご紹介します。
そもそも新卒とは、大学などを卒業した社会人未経験者のことです。アルバイト経験は含まずに、初めて社会人として働く人のことを指しており、卒業後3年以内であれば新卒扱いとされます。ちなみに第二新卒者は、一般的には一度就職して3年以内に退職し、転職活動をしている人を意味します。
中途は社会人経験者のため、企業側も即戦力として採用を行なっているところが多いでしょう。同じ業種でスキルアップを目指した転職をする人もいれば、それまでの社会人経験を活かしてキャリアチェンジをする人もいます。
新卒はポテンシャル重視、中途ではスキル重視とされることが多く、それぞれ求められることに違いがあるため、面接内容にも違いがあるでしょう。
新卒の面接では必ず聞かれると思って良い「基本の質問」、将来性を知るための「夢やキャリアアップについての質問」、学生時代の思い出やエピソードを聞かれる「経験や取り組みについての質問」、それ以外では業界についてや働き方についてなどの「企業独自の質問」に分けることができます。
・志望動機を教えてください
・自己PRをしてください
・長所と短所は何ですか?
・自分の強みは何だと思いますか?
・将来の夢はありますか?
・アパレル業界でどのようなキャリアアップを目指していますか?
・10年後の自分はどうなっていたいですか?
・学生時代に印象に残っているできごとは何ですか?
・アルバイトで学んだことを教えてください
・接客経験はありますか?
・好きなアパレルブランドやよく読むファッション誌はありますか?
・数あるブランドの中から選んだ理由とブランドの印象を教えてください
・アパレル店員に大切なことは何だと思いますか?
・土日出勤は大丈夫ですか?
面接の前には必ず企業研究を行いましょう。企業研究とは面接を受ける企業についての知識や理解を深めることで、入社後のミスマッチを防いだり面接で効果的な志望動機を伝えることにもつながります。
すでに面接を受けることが決まっている場合はある程度下調べをしているとは思いますが、「企業理念」や「事業内容」「どのようなブランドがあってコンセプトは何か」という点を答えられるくらい入念に調べておきましょう。
面接当日に履歴書を手渡しする場合は、記入漏れや文章の間違いがないか確認するようにしましょう。もし履歴書を事前に郵送して手元にない場合、履歴書のコピーを控えておいてどのような内容を記入したかをチェックし直しておきましょう。
履歴書を書いてから面接まで時間がたってしまうと、どのような志望動機を記入したのかわからなくなり、面接で正しい回答ができなくなる可能性があります。それを防ぐためにも前日までにもう一度確認しておくことで、万全の状態で面接に挑めるでしょう。
面接の日の朝に服装を考えたり面接時間を確認するのはNG。遅くても2〜3日前までには全て確認をしておきましょう。新卒の面接はスーツで行うことが多いですが、アパレル業界はファッションセンスや雰囲気を見るために私服面接を行うところもあります。その場合、面接を受ける企業に合った服装を心がけましょう。
また面接会場や受付時間の確認、電車を利用するなら時刻表もチェックしておくと安心です。当日時間ギリギリになってしまうと、印象が悪くなるだけでなく落ち着いて面接を受けることができなくなってしまいます。余裕ある行動をするためには、事前の準備や確認が大切です。
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。逆質問はできるだけするようにした方が、熱意を感じ取ってもらうことができるので、いくつか考えておくようにしましょう。
例えば「御社で活躍する先輩方のキャリアアップ例を教えてください」「入社までに準備しておくことや必要なことはありますか?」といった意欲の高さをアピールできる逆質問が良いでしょう。
面接では自分の考えや目標を伝えることを意識しましょう。もちろん企業の求める人材にマッチすることを考える必要がありますが、新卒者は何よりもフレッシュさや熱意をアピールすることが大切です。落ち着いて笑顔で面接に挑みましょう。
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