おしゃれの一環でタトゥーを入れている人もいるかと思いますが、就職をする時にタトゥーがあると、「採用されないのでは?」というイメージが強いですよね。
若い世代にはファッション感覚で認知されているものの、タトゥーにマイナスなイメージを持つ人がいるのも事実。実際に、タトゥーが禁止されている会社も多いでしょう。では、アパレル業界ではどうなのでしょうか?
今回は、アパレル業界のタトゥー事情をご紹介します。
「タトゥー」とは、針などで皮膚に傷をつけて着色して、文字や柄などを描く手法のことです。タトゥーは針を入れる深さが比較的浅く、肌の一部や洋風の柄を入れることを指しており、ファッション感覚で楽しむことが多いでしょう。
一方で、タトゥーよりも針を深く入れたり、和柄を入れることを「刺青」と呼んで区別している場合もあります。ただ、タトゥーと刺青の明確な定義や違いはないので、あくまでもイメージの違いとして認識しておきましょう。
タトゥーOKのアパレル求人
一般的に、タトゥーに対して良いイメージを持たない人も多く、会社によっては禁止している場合もあります。特に年齢層の高い会社やお堅い印象が強い業種では、タトゥーはNGとされていることが多いでしょう。
ただアパレル業界は見た目に関する規定がなく、比較的自由なスタイルで働くことが可能です。おしゃれの一環であれば、タトゥーを入れていても問題ない場合が多いでしょう。
タトゥーOKのアパレル求人
他の業種と比べると「タトゥーOK」の会社が多いアパレル業界ですが、ブランドのジャンルによってはNGの場合もあるため注意しましょう。
例えば、オフィスカジュアル系のブランド、ファミリー向けのブランド、フォーマル系のブランド、ラグジュアリーブランドなどは、タトゥーに限らず、身だしなみの規定が細かく決められている傾向にあります。
一方で、タトゥーが許可されているアパレル企業は、ストリート系ブランド、ギャル系ブランド、スニーカーブランド、セレクトショップなどはOKの場合が多いでしょう。
タトゥーOKのアパレル求人
すでにタトゥーが入っている場合、採用に影響するか気になると思いますが、あえて自分から確認する必要はないでしょう。基本的に洋服を着て見えない状態であれば、わざわざタトゥーのことを聞かなくてもOK。
ただ、腕や首など、誰が見てもわかる位置にタトゥーを入れている場合は、事前に確認しておく方が安心かもしれません。
求人募集の欄に「タトゥー禁止」と書かれているのにも関わらず、タトゥーが入っていることを黙っているのは、後にトラブルに発展するリスクもあります。タトゥーが禁止されている企業には、そもそも応募をしないことがマナーです。
タトゥーOKのアパレル求人
入社後にタトゥーを入れたくなった場合は、どうすればよいのでしょうか?
この場合も、タトゥーに関する規定がなく、見えない部分に入れるのであれば、確認をせずに入れても問題はないでしょう。お腹や腰など、洋服を着て隠れる部分にワンポイント入れる程度なら、自分だけで楽しむことができるため、特に迷惑をかけることもありません。
ただ、お客様の目に付く場所にタトゥーを入れたい場合は、事前に確認する方がよいでしょう。
タトゥーOKのアパレル求人
会社で禁止されているのにも関わらず、タトゥーを隠していたり、勝手に入れてしまうのは問題になる可能性があります。仕事をする上で見えないのであれば、こっそり隠しておくことはできますが、肌が露出している部分にタトゥーが入っている場合は、服務規約違反に当てはまる可能性が高いため、処分の対象になることも。
そうすると、会社のイメージや信頼に悪影響を及ぼすと判断されてしまい、最悪の場合解雇になることも考えられます。
ただ、すぐに解雇ではなく、まずは注意や指導されるケースが多いでしょう。その指示に従わなかったり、業務に支障をきたす場合は、解雇になることもあるので注意が必要です。
タトゥーOKのアパレル求人
アパレル業界ではタトゥーが入っていても働ける会社が多いため、おしゃれの一環で楽しみたい人には、ぴったりの環境ではないでしょうか。ただ、お客様によってはタトゥーに不快感を示す人もいます。
もしタトゥーを今後入れるつもりなら、業務に支障がない範囲内がベストなので、洋服で隠れる場所にしたり、小さめのデザインにしておく方が安心です。
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