名刺は社会人なら持っているアイテムですが、アパレル店員には必要があるのでしょうか?お客様に名前を覚えてもらうことにより、どのような効果があるのかも気になるところ。
今回はアパレル店員が名刺を渡すメリットや注意点などをご紹介します。
アパレル店員が名刺を渡す理由としては、「自分自身をアピールするためのツール」という役割があります。
アパレル店員は、売上を伸ばすためにはリピーターを獲得しなくてはいけません。そのためにはまずは「自分の存在」をお客様に知ってもらうことが大切です。簡単なプロフィールや所有する資格などを記載すると、お客様にも伝わりやすいでしょう。
お客様も「良い接客をしてもらえた」「コーディネートの提案が的確だった」と良い印象を抱けば、前回接客をしてくれたアパレル店員からまた服を買いたいと思うものです。
名刺にブログやSNSのアカウントを記載しておくと、商品や自社ブランドの宣伝をすることもできます。新商品の情報やセールの案内などをいち早くチェックしてもらうことで、集客アップも期待できるでしょう。
そのほかにも商品に関する問い合わせや返品についてなどの連絡をする際にも、名刺を渡すことでスムーズにやりとりができるメリットもあります。
名刺を渡すタイミングとしては、お客様が帰る時かお会計が終わった時が良いでしょう。お客様に声をかけてすぐのタイミングで名刺を渡してしまうと、あまりにも強引な印象を与えてしまうので、帰り際がベストです。一連の接客をし終わった後に「本日接客をさせていただいた◯◯と申します」と改めてごあいさつをする流れが自然でしょう。
さらに「いつでも気軽に声をかけてくださいね」「またのご来店をお待ちしております」などと一言付け加えると好印象を持たれます。
個人で名刺を作成することも可能ですが、アパレル店員として雇われている以上、会社から支給された名刺を渡すことがマナーです。会社によっては名刺を渡すことを許可していない場合もあるため、まずは店長や本社に確認を取ることが大切です。
また自分の個人的な情報やプライバシーに関わる内容を載せることは極力控え、名刺は一つの仕事アイテムとしてしっかりと管理をし、責任を持って使うようにしましょう。
アパレル店員として飛躍するためにも名刺は大切なツールの一つです。必ずしも必要なものではありませんが、名刺を渡すことによってより良い接客をすることができたりリピーターの獲得にもつながるでしょう。
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