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「好きな服を広めたい」店舗スタッフから営業職へキャリアを叶えたemmiの営業本部 本多さんにインタビュー

レディス営業本部 emmi担当課長

レディス営業本部 emmi担当課長/本多さん

―Career―
2014年 株式会社マッシュスタイルラボに入社(LILY BROWN配属)
2年後に W&E(現:emmi)アトレ恵比寿店の店長に昇進
2016年 emmi新宿エリアの店長として異動し店長を3年経験
2019年 emmi関東エリアマネージャーに昇進
2022年 emmi営業課長代理に昇進
2023年 emmi営業課長に昇進

 

「ダンスを世に広めたい。人と人を繋げたい」という夢を持ち、振付師として活躍されていた本多さん。当時、バックダンサーとしてついたアーティストがLILY BROWNの服を着ていたことをきっかけに、ブランドのファンになったそう。そこからの夢が「好きな服を広めてみたい」という思いに変わり、マッシュスタイルラボに転職。「好きを発信できる仕事をしてみたい」という目標を持ち、LILY BROWNの店舗スタッフからスタートし、現在はブランドの認知度拡大に向けた戦略を考える営業職にキャリアステップをしました。店舗スタッフ・店長・マネージャーとキャリアを積み、それぞれどんな成長を実現してきたのでしょうか。
今回は、マッシュスタイルラボでのキャリアステップ(店舗スタッフから本社職編)について話をお聞きしました。

 

 

1、マッシュスタイルラボに転職をした理由

マッシュスタイルラボに転職をした理由

「ダンスの仕事も楽しいし、アパレルもやりたい。どちらを選ぶか悩んだ」と話す本多さん

 

■マッシュスタイルラボに転職をしようと思ったきっかけを教えてください

前職はダンスの振付師として活動していました。日常的に衣装に関わることも多く、ダンサーのコーディネートを考えることも大好きだったので、ファッションへの関心がありました。
そんなときに、あるアーティストのバックダンサーをする機会があり、その方々が着ていたファッションが可愛くて調べたらLILY BROWNの洋服だと知りました。
それをきっかけに、LILY BROWNやマッシュスタイルラボについて調べていくうちに、「ファッションに関わる仕事がしてみたい!マッシュの洋服を着て働いてみたい!好きな洋服を多くの人に広めてみたい!」と思うようになったのが転職を考えたきっかけです。

 

■転職を決めた理由は?

「ダンスを世に広めたい。人と人を繋げたい」という思いがあり、ダンスの仕事をしていましたが、そのやりたいことが「自身のすきなファッションを世に広めていきたい」という思いに変わり、アパレル業界への転職を決めました。情報発信していくこともすきだったので、「いつかはそういった仕事へキャリアステップも出来たらいいな」と思い、まずは店舗スタッフから経験してみようと24歳の時にLILY BROWNの販売職に応募しました。

 
 

2、店舗スタッフ時代のキャリア

店舗スタッフ時代の働き方、キャリアについて伺います。

 
店舗スタッフ時代のキャリア

「洋服を販売するだけが仕事ではなく、会話を楽しみながら接客をしていくのがすきでした。」と話す本多さん。

 

■店舗スタッフをしていて楽しかったエピソードについて教えてください

ご来店くださるお客様とファッションの話だけではなく休日の過ごし方や趣味の話で会話が広がることも多く、そこからお客様の好みやニーズなどのパーソナルな部分もどんどん知れるようになり、信頼関係を築いていくのが楽しかったです。店舗に入る機会が少なくなった今でも、仲良くさせていただいているお客様もいらっしゃいます。

 

■店舗スタッフのやりがいはどういうところに感じていましたか

1番のやりがいは、お見送り時にお客様が「また来ます!」と笑顔で帰られる時です。商品を使っていただける時のことを想像するとワクワクします!また、おすすめした商品をトータルコーディネートで購入していただけた時や顧客様からリピート購入していただけた時なども、店舗スタッフとしての喜びを純粋に感じます。

 

■店舗スタッフをしていて大変だったエピソードを教えてください

LILY BROWNで経験を積んだ後、配属されたemmiでは、オリジナルのラインだけではなくセレクトを扱うブランドなので、取り扱うメーカーも多く、ブランドの歴史や商品の特徴などをそれぞれ覚えるのが大変でした。スニーカーもメーカーによって大きさや特性が違うので、接客をする時も見た目の可愛さだけではなく、商品の魅力をあますところなく伝えるため、商品知識を身に着けるのに、最初は苦労しました。

 

■店舗スタッフを経験してよかったことを教えてください

店舗の立地や商業施設の特性によって、一日あたりの入店客数が非常に高かったり、顧客比率の高さやインバウンド(訪日外国人・外国人観光客)の多さなど様々な傾向があり、幅広い客層へのアプローチを学ぶことができ、
接客やコミュニケーションの引き出しをたくさん作れたことだと思います。

― 顧客比率の高い店舗ではどんなことを学びましたか

リピート購入をしていただくために、顧客様の好みやニーズなどのパーソナルな部分の引き出し方を学びました。例えば、新商品が入荷して「あの顧客様だったら、この商品を買いたいと思うだろうな」と思ったら電話やDMですぐお知らせをしていました。入荷予定や取り置きのご提案など、顧客様のお好みに合わせたコミュニケーションを心掛けていました。「私から買いたい」と思ってご来店くださる顧客様も増えていき、お客様との信頼関係の築き方の基盤を作ることができたと思います。

― 入店数が多い店舗ではどんなことを学びましたか

1人でも多くの方の目に留まり、入店していただくためのVMD(ディスプレイ)作りを学びました。最初に目を惹く箇所にアイキャッチとなる商品を置き、「いかに興味を惹き入店していただけるか」といった店舗を視覚的に作る技術と知識について勉強をしました。加えて、入店数が多いのでお客様にきちんと向き合いながらも効率を上げる術も身に着いたと思います。

― インバウンド(訪日外国人・外国人観光客)が多い店舗ではどんなことを学びましたか

英語は得意ではないですが、ある程度の接客に必要な英会話は意識的に覚えるよう心掛けました。例えば試着を希望するお客様には必ず「靴を脱いでください」とご案内するように、使用頻度の高いフレーズをピンポイントで勉強しました。emmiはセレクト商品も扱っているのでインバウンド比率も高く、語学力は本当に武器になるなと英語が堪能なスタッフを見てとても感じています。英会話については、もっと勉強をしておけばよかった・・・と思う部分です。

 
 

3、店長・エリアマネージャー時代のキャリア

店長・エリアマネージャー時代の働き方、キャリアについて伺います。

 
emmiオフィシャルinstagram

来年で10周年を迎えるemmi/emmiオフィシャルinstagram

 

■店舗スタッフから店長に昇進したきっかけについて教えてください

入社から1年経った頃、emmiのブランドデビューとなる最初の展示会に行きました。その時に「スポーティなのに可愛い!新しいコンセプトだな!」と興味を持ち、その展示会の翌年に「健康的な女性のライフスタイルを提案するemmiで店長をやらないか」とお声がけをいただき、その後emmiへの配属が決まりました。
スポーツMIXでも女性らしさと品がある、時代の一歩先を行くブランドこそがemmi だと思います。配属前にはヒールばかり履いていた私ですが、今ではスニーカー中心のファッションを楽しんでいます。

 

■店長になって大変だったエピソードを教えてください

店長になって感じたのは、性別問わず年齢も20代~30代後半の個性豊かなスタッフがいて、「一人ひとりに合わせた柔軟な指導方法が必要」というのが大きな学びでした。同じことを同じように伝えたとしても、理解するスピードや行動の起こし方、接客スタイルなどに違いがあり、それぞれに合わせた褒め方や育成方法を考えていくのは、とても勉強になりました。自店の大事なスタッフなので、理解し合えるようにコミュニケーションを取ることに時間を費やすことが多かった気がします。
月1回の個別ミーティングでは、1か月分の思いを吐露するスタッフもいれば、あまりうまく言葉にできないスタッフもいたりと、様々でした。もちろん、全員がいつも前向きに働けるわけではないので、「ひとりひとりの内面にどのように向き合い、育てていくか」を考えて、ベクトルを合わせるのは本当に大変でした。でも、今思うとそんな個性豊かなスタッフ達の成長を側で見ていけたのは楽しかった思い出です。

 

■店長からマネージャーに昇進し仕事のやりがいも変わりましたか

店長からマネージャーになるにあたり、大きく変わったのは「emmiがやりたいこと」のベースとなる部分を後輩スタッフやお客様に発信できる役職に就けたことです。商品の企画にも携われるようになり、考えて作った商品のコンセプトを店舗スタッフに伝え、店舗スタッフからお客様に購入していただく。その一連の流れが、転職理由であった「自身のすきなファッションを世に広めていきたい」を叶えることができた喜びがありました。

 
 

4、営業職の現在のキャリアについて

現在の営業職の働き方、キャリアについて伺います。

 
営業職の現在のキャリアについて

「スタッフの成長を感じると泣いちゃいますね。」と話す本多さん

 

■営業職に就いたきっかけを教えてください

マネージャーを約3年務め、その後に関東のエリアマネージャーに昇進しました。エリアマネージャーになると、色々な部署とのミーティングに参加することが増え、emmiのブランドに関わる仕事が多岐にわたるようになりました。ミーティングを重ねるうちに、関東のエリアマネージャーの業務を超え、全国を把握する課長という立場に近くなっていたので、自然と今の営業職に就く機会をいただけた流れです。

 

■営業職に就き、やりがいも変わりましたか

全店舗の売上予算の設定から販売計画、ブランドの認知拡大に向けて先を見据えた取り組みや仕掛け作りなどemmiの土台部分から携わっているので、とてもやりがいを感じています。また、商品作りの段階から携わっているので、転職した時のやりたかったことがちゃんと実現できているなと思います。
営業職にキャリアステップをしたことで、関わるスタッフも多くなりそれぞれがキャリアを積んで成長していく姿を近くで見られるのも本当に嬉しいです。

― スタッフの成長を感じたエピソードはありますか

それこそ、今日まさに泣きそうになりました!
新オープンする店舗の目標や内装、意気込みなどをプレゼンテーションするオープン前報告会というのを、先ほど本社にて行いました。
代表の近藤も参加する報告会でプレゼンテーションを行ったのは、私がemmiで店長をしていた時に副店長だったスタッフで、今回新店の店長として就任しました。厳しい質問に対しても臆することなく堂々と回答をしていて、「ここまでしっかりした考えを持っていて成長したな」と感動して泣きそうになりました!継続して働いていると、後輩の成長を目にすることも多く、その度に感動してしまいます。

 
 

5、マッシュスタイルラボで積めたキャリア

マッシュスタイルラボで積めたキャリア
 

■最後に、マッシュスタイルラボに転職をしてよかったことを教えてください

ダンスの仕事をしていた時と同じように、「すきなことを世に広めたい、発信してみたい」という思いが、マッシュスタイルラボに転職をしたことでさらに深められていると思います。やりたいことに向けて、しっかり経験を積めるのはマッシュスタイルラボだからできるキャリアステップだったと感じます。
emmiは、来年で10周年を迎えます。記念すべき10周年が迎えられるよう、とにかく頑張っていきたいです!

 
 

編集後記
店舗スタッフでは幅広い客層へのアプローチを複数店舗で経験し接客の引き出しをたくさん作り、店長職では個性豊かなスタッフひとりひとりと向き合い人材育成について学び、マネージャーから営業職に就いてからは、転職理由であった「すきな洋服を世に広めたい」を発信できる仕事が出来た本多さん。どの時代にも苦労があったにもかかわらず、全てを「楽しい!」に変えポジティブに取り組んでこられた姿勢が印象的でした。
 
転職当時に将来やりたかった想いを実現できているのは、本多さんの努力とその時々の状況で成長に繋げられるキャリアがちゃんと用意されているマッシュスタイルラボの環境だからこそと感じました。

 

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