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【SNIDEL×gelato pique】マネージャー対談「スタッフはみんなで育てる」マッシュスタイルラボの育成力とは?

【SNIDEL×gelato pique】マネージャー対談「スタッフはみんなで育てる」マッシュスタイルラボの育成力とは?

gelato pique東日本エリアマネージャー/佐々木さん、SNIDEL関東エリアマネージャー/西田さん

 

販売スタッフの育成や店舗運営のサポートを担うエリアマネージャーは、店舗のリアルな声を本社へ届け、ブランドの世界観や接客方針をスタッフに浸透させていく、重要なパイプ役となる存在です。
今回は、gelato pique(ジェラート ピケ)東日本担当マネージャーの佐々木さんとSNIDEL(スナイデル)関東エリアマネージャーの西田さんにご登場いただき、「販売スタッフの育成」について語っていただきました。ブランドが異なっていても、スタッフへの想いや育成に対する姿勢には共通するものがあり、互いに深く共感し合う対談となりました。

 

【関連リンク】
「人とブランド、どちらも育てる」SNIDELの成長を支えるキーパーソンが語る、「人への思いやり」で築く企業文化とは?

 

佐々木さん/gelato pique東日本エリアマネージャー

佐々木さん/gelato pique東日本エリアマネージャー
憧れのブランドで働きたいという想いから、2011年に柏高島屋ステーションモール店のアルバイトスタッフとして入社。その後、正社員登用を経て、4店舗で副店長・店長を経験。2024年に現職の東日本エリアマネージャーに昇進し、札幌店、仙台店を含む関東を中心とする16店舗のスタッフ育成を担当。

西田さん/SNIDEL関東エリアマネージャー

西田さん/SNIDEL関東エリアマネージャー
2013年にFRAYI.D阪急うめだ本店で学生アルバイトとして入社。マッシュスタイルラボの働きやすい環境に魅力を感じ、正社員へ。その後、関西エリアで副店長・店長・トレーナー店長を経験。2024年に現職である関東エリアマネージャーに昇進し14店舗のスタッフ育成を担当。

 

 

1、エリアマネージャーの仕事内容を教えてください

エリアマネージャーの仕事内容を教えてください
 

西田:週に3回ほど関東エリアの店舗に入り、実際に接客をしています。商品の売れ行きやお客様の声を直接聞き、現場でヒアリングした内容を本社のメンバーに共有するのも私の大切な役割です。店舗と本社をつなぐ“パイプ役”ですね。
また、各店舗が抱えている課題についても、スタッフとしっかりコミュニケーションを取りながら改善を推進し、必要に応じてフォローやサポートをしています。

佐々木:私は月曜日だけ本社に出社し、それ以外の曜日は店舗に入って接客をしています。関東エリアを中心に、札幌店や仙台店も定期的に巡回しながら、スタッフが働きやすい環境づくりや販売スキルの向上サポートを行っています。一人ひとりのスタッフと向き合うことで、成長を後押しできる存在でありたいと考えています。

 
 

2、ブランドによって販売スタッフの育成方針は異なりますか

ブランドによって販売スタッフの育成方針は異なりますか
 

西田:基本の育成の方針は、どのブランドも共通していますよね?

佐々木:はい、軸は同じだと思います!

西田:どのブランドでも、目の前のお客様が何を求めているのかを汲み取り、ニーズを先回りして提案する接客。これが基本にありますね。

佐々木:特にスナイデルは、ブランドに憧れて来店されるお客様が多い印象があります!

西田:そうです!そうです!多いです!

佐々木:スナイデルのスタッフは、みんなブランドの世界観をしっかり体現していて、キラキラして見えるんですよ!同じ会社に所属していながらも、「素敵だな」って思っています(笑)

西田:わ~うれしいです!ありがとうございます!
「SNIDEL」の世界観をしっかり理解して、自分自身がその魅力を体現できるスタッフになることを大切にしているので、そう感じてもらえて本当にうれしいです。

佐々木:店舗でブランドのファン(お客様)をお迎えする、スタッフの意識が高くていつも感心しています。とても素敵です!

西田:ジェラート ピケのスタッフは、いつも明るくて元気な印象があります!
店舗はルームウエアを着てリラックスできる雰囲気ですが、実は体力勝負な面もありますよね?

佐々木:まさにそうなんです!
ギフト需要でご来店されるお客様も多く、一人ひとり丁寧な接客が求められます。来店が重なる時間帯はスピード感も必要なので、正直、なかなか大変な場面もあります…。
だからこそ、スタッフ同士の思いやりや気づく力が育つように、日々のコミュニケーションを大切にした育成を心がけています。

西田:その「仲間を大切にする」という姿勢はスナイデルでも、とても大事にしていることです。
一緒に働く仲間に思いやりが持てるスタッフは、きっとお客様にも自然と心配りができると思うんです。結果として、お客様や仲間から愛されるスタッフがいる店舗は、ブランド自体も愛される存在になると信じています。

佐々木:めちゃくちゃ共感します!それはどのブランドにも共通している大切な育成方針だと思います。

 
 

3、店舗によって育成方法は変えていますか

店舗によって育成方法は変えていますか
 

西田:館や地域によってお客様の層が異なるので、それぞれの店舗が抱える課題や悩みにも違いがあります。だからこそ、その店舗にあった育成方法に柔軟に変えるようにしています。
スタッフの性格も本当にさまざまで、悩み方やつまずくポイントもそれぞれですし…。
特に、店舗を引っ張っていくのは店長なので、まずは店長を一番にサポートすることを意識しています。
佐々木さんは、今どのくらいの店長を見ていますか?

佐々木:ジェラート ピケは関東エリアに私を含めて3人のトレーナー(教育担当)がいて、全体で16店舗もの店長を見ています。

西田:そうなんですね!

佐々木:3人で店舗を分担しているんですが、サポートが追いつかないと感じることも正直あるので…。
だからまずは、店長をしっかり育てて、ゆくゆくはトレーナーの数も増やせたらいいなと思っています。

佐々木:西田さんは何人の店長を見ていますか?

西田:スナイデルは関東に14店舗あって、私を含めて3人のトレーナー体制です。私はそのうち6~7店舗をメインで担当していて、そこのスタッフをしっかり見ています。
店長を育てたい、という思いは私も常に強く思っています。

佐々木:さっき西田さんが「店長をまず一番にサポートする」とおっしゃっていましたが、それは私もまったく同じで、店長の味方でいることがチーム力の向上につながると考えています。

西田:ジェラート ピケのスタッフも、一人ひとり個性が違いますか?

佐々木:全然違います。
性格も違えば得意なことや苦手なこともそれぞれなので、育成のアプローチも一人ひとりに合わせて変えています。
たとえば、問題があった時に「どうやって対応した?後輩にはどう伝えた?」と聞いてみると、店長ごとに最適だと思う対応方法がバラバラなんですよ!それがまた面白いんですけどね。

西田:めちゃくちゃ分かります!そういうの、ありますよね!

佐々木:「もっと包み込むような言い方をしてあげた方がよかったかな」とか、「ちょっと厳しかったかも」とか。
スタッフへの伝え方の”選択”ってすごく重要だと思うんです。だからこそ、店長の考え方を理解した上で、後輩の性格や成長段階に合わせた指導をし、一緒に目標に向き合っていくように心がけています。

 
 

4、マネージャーのやりがいを教えてください

マネージャーのやりがいを教えてください
 

佐々木:まだ店長職には就いていないスタッフの中には、自分の意見が「絶対に正しい」と思い込んでしまって、なかなか柔軟に考えられず突き進んでしまうスタッフもいます。そうなると、周りのスタッフとぶつかってしまうこともあって…。

西田:あ~!そういうことはよくありますね。

佐々木:でも、そういう経験を何度か繰り返すなかで、ある日ふと「こういう出来事があったんですけど、この伝え方とあの伝え方、どっちがいいと思いますか?」と相談してきてくれたんです。ちゃんと、相手に伝える言葉の選び方や補足の仕方を自分なりに考えているのが伝わって、「あ、成長しているな」と感じてうれしくなりました。

西田:もう、それは完全に親心ですね(笑)

佐々木:ほんとに、そんな気持ちになります(笑)

西田:やっぱり、失敗を重ねながら、少しずつ責任感が芽生えていく姿をみると、こちらも胸が熱くなりますよね。

佐々木:嬉しい瞬間です!

西田:「後輩のために」「お客様のために」と考えて、自ら動けるようになっていく姿って、本当に頼もしいし、感動しますよね。私たちは日々教える側ですが、逆にスタッフのみんなから気づかされることもたくさんあって。そういう心が動かされる瞬間に、育成のやりがいを感じます。

 
 

5、店舗スタッフ時代に印象に残っている先輩の言葉や行動はありますか

店舗スタッフ時代に印象に残っている先輩の言葉や行動はありますか
 

西田:私は学生アルバイトとして働いていた時の店長や先輩たちから学んだことが、今でも強く印象に残っています。「ちゃんと自分のことを見てくれているんだな」という安心感があって、過去の失敗談を交えながらくれるアドバイスにも、すごく説得力がありました。些細なことも労力をいとわず本当にたくさん指導していただいたなって、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
「私がなぜそうしたのか」という背景や意図まで汲み取ってくれる先輩たちばかりで、私も今の後輩たちにとって、そんな風に寄り添える存在でありたいと日々思いながら試行錯誤しています。

佐々木:すごく共感します。私も店長になりたての頃は、やっぱり「がんばらなきゃ」「自分で全部考えて行動しなきゃ」って、どんどん肩に力が入ってしまっていたんです。
そんなとき、ある先輩が、「もっとリラックスしていいんだよ。後輩を育てるのに“正解”とか“絶対こうしなきゃ”ってものはないから、自分のペースで大丈夫」と言ってくれて。「肩の力を抜いて周りを見てみて。スタッフみんなが味方だし、店長は孤独じゃない。困ったら相談していいんだよ」って。その言葉で、すごく気持ちが軽くなり、考え方も自然と変わっていきました。

西田:そういうひと言で救われることってありますよね。やっぱり、自分自身もたくさんの先輩たちに育ててもらって、人として大きく成長できたなって感じています。振り返ってみると、恵まれた環境で働かせてもらってきたなと実感します。

佐々木:本当に、そうですね。
だからこそ、今度は私たちが、後輩にとって信頼される存在にならなきゃですね!日々のコミュニケーションを大切にしながら、しっかり関係性を築いていきたいです。

 
 

6、販売スタッフ一人ひとりの個性を伸ばすために、工夫していることはありますか

販売スタッフ一人ひとりの個性を伸ばすために、工夫していることはありますか
 

西田:店長から事前にスタッフのことを共有してもらっていますが、私が店舗に入った時は、必ず自分から全員に話しかけるようにしています。
たわいもない雑談から将来の目標まで、いろんな話をしながら、一人ひとりの性格や今の状況を把握して、店長と一緒にそのスタッフの成長過程を見守りながら、指導の方向性をすり合わせていくようにしています。頑張っている姿や「成長したな」と感じる瞬間があれば、その場でちゃんと褒めて「ありがとう」と感謝を伝えることも大切にしています。

佐々木:素敵ですね!
私が心掛けていることとして、まずスタッフに接客の自信を持ってもらうことを意識しています。いきなり大きな目標を掲げるのではなくて、まずは手の届く範囲の目標を一つずつクリアしていく。
その成功体験を積み重ねていくことで、「自分にもできるんだ」という自信になって、意見も言いやすくなり、結果的に“その人らしさ”=個性につながっていくのかなと思っています。

西田:それ、すごく分かります!「個性って、育てられるものでもあるな」って感じることがあります。

佐々木:だからこそ、スタッフが前向きにチャレンジできる環境をつくることが、私たちの役目だと思っています。

 
 

7、中途入社のスタッフ育成について教えてください

中途入社のスタッフ育成について教えてください
 

西田:中途入社で活躍しているスタッフはたくさんいます。ただ、前の職場とマッシュでのやり方にギャップを感じることもあるようで、「こうした方がいいと思います」と、前職でのやり方を提案してくれるスタッフもいます。
そういう時は、本人の話をしっかり聞いて、「どうしてそう思ったのか」という背景を理解することが大切だと思っています。その上で、私たちの考え方とすり合わせていけるように、コミュニケーションの機会を意識的に増やすようにしています。

佐々木:私もまったく同じです。特に販売経験がある方は、自分なりのやり方やポリシーを持っていることが多いですよね。だから私も意図を丁寧に聞いた上で、お互いに納得できる落としどころを一緒に探していくようにしています。
そういうやりとりの中で「なるほど、そういう考え方もあるんだ」と、私自身が学ばせてもらうことも多くあるので、中途入社の方の存在に助けられることもあると感じています。

西田:あとは、前職で「どんなことを大事にして仕事をしてきたのか」も、意識して聞くようにしています。そうすることで、ギャップを感じやすそうなポイントが事前にわかるので、店長や副店長が先回りしてフォローしてくれることが多いです。

佐々木:そうですね。ギャップで戸惑いそうなところは、店舗のスタッフが先回りをしてケアするようにしています。やっぱり、価値観の違いをすり合わせていくには、まずしっかり対話することが一番の近道だなと思います。

西田:私たちと店長の間では日頃から密にコミュニケーションを取っていて、関係性もきちんとできているので、そういう情報共有もスムーズにできていますよね。

佐々木:はい!そうですね!スタッフ一人ひとりに対して、「みんなで関わって、みんなで育てている」っていう感覚がありますよね。

西田:はい、まさに“みんなで育てている”っていう感じですね!

 
 

編集後記
今回の対談を通して特に印象的だったのは、佐々木さんと西田さんが何度も口にしていた「みんなで育てる」という言葉でした。ブランドも立場も異なるお二人ですが、スタッフ一人ひとりに真摯に向き合い、その成長を心から喜び、時には親のような気持ちで寄り添っている姿がとても温かく感じられ、言葉の端々から、店舗スタッフへの深い愛情と誇りが伝わってきました。
さらに、スタッフの「個性」を尊重し、それぞれに合った声かけや目標設定を大切にしている点も心に残りました。
この対談を通じて、「人を大切にすること」がマッシュスタイルラボの育成における根幹であり、大切に受け継がれている価値観なのだと改めて感じました。

 

 

@girlswoman3

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♬ オリジナル楽曲 – GIRLSWOMAN 編集部