アルバイト・派遣・社員の仕事探しを応援するオシャレ求人サイト-ガールズウーマン-

掲載をお考えの企業様

ストック

ログイン
アパレル・ファッション求人のgirlswoman

日本最大級、憧れのアパレル求人1,800ブランド以上

アパレル店員の「服の処分方法」って?メルカリで売るが当たり前!?

アパレル店員の「服の処分方法」って?メルカリで売るが当たり前!?


アパレル店員は新作アイテムなど売出し中の服を販売促進するために、シーズン毎に着用する服を購入します。その着用する服は、購入せずにレンタル制度(制服)を設けている店舗もありますが、ほとんどの店舗では、購入したものを着用するケースが多く、「社割」と呼ばれる社員割引制度を利用し、割安で購入できる制度を設けています。この社割を利用しトレンドの服をいち早く身に付けられることは、アパレル店員ならではの特権ですが、シーズン毎に、着なくなった服の数が増えるのもまた現状にあります。ここでは、アパレル店員の服の処分方法についてご紹介します。


【アパレル店員経験者77名にアンケート】
1.アパレル店員がワンシーズンに購入する服の枚数と不要になる枚数は?


シーズン毎に新作を身に付け店頭に立つアパレル店員は、実際に何着購入し何着の服がいらなくなっているのかを調査しました。

ワンシーズンに購入する服の枚数は?

ワンシーズンに購入する服の枚数は?

・1~5着 28.6%
・6~10着 44.2%
・11~15着 18.2%
・15~20着 6.5%
・それ以上 2.6%




ワンシーズンにいらなくなった服の枚数は?

ワンシーズンにいらなくなった服の枚数は?
・1~5着 51.9%
・6~10着 37.7%
・11~15着 5.2%
・15~20着 3.9%
・それ以上 1.3%




ワンシーズンに処分する服の枚数は?

ワンシーズンに処分する服の枚数は?
・1~5着 70.1%
・6~10着 20.8%
・11~15着 5.2%
・15~20着 3.9%



アパレル店員がワンシーズンに購入する服の枚数は6~10着が44.2%と最も多く、不要となった服の枚数は、1~5着が51.9%、また、処分する服の枚数も1~5着が70.1%と多い結果となりました。いらなくなった服のほとんどは、そのまま放置せずに処分していることが分かりました。






2.アパレル店員の服の処分事情


1ではアパレル店員の服の購入と処分する枚数について触れました。ここでは、アパレル店員の服の処分について、詳しく調査しました。


処分する服はワンシーズンにどれぐらい着ましたか

処分する服はワンシーズンにどれぐらい着ましたか
・ワンシーズン以上 46.8%
・ワンシーズン 35.1%
・ワンシーズン以下 18.2%



処分する理由を教えてください



処分する理由を教えてください
・服の好みが変わったから 44.9%
・トレンドじゃないから 25.0%
・汚れたから 22.1%
・サイズが合わなくなったから 5.9%
・その他 2.2%

その他の回答
・洗濯してダメになったから
・プライベートで着る服と系統が違うから
・服が多すぎて管理できないから
・新しい服がクローゼットに入らないから



処分するタイミングを教えてください

処分するタイミングを教えてください
・衣替えのタイミング 33.0%
・量が多くなった時 15.9%
・もう着なくなった時(気分・飽きた・魅力がなくなった) 15.9%
・部屋を片付けた時 9.1%
・汚れた時 5.7%
・店頭で着なくなった時 4.5%
・その他 15.9%

その他の回答
・引っ越しのタイミング
・新しい服を購入した時
・服の系統が変わったなど、トレンドに合わせて整理する
・サイズが合わなくなった時
・年末に

アパレル店員はワンシーズン~ワンシーズン以上着用した服を処分するが81.9%を占めており、処分の理由が、「服の好みが変わった」「トレンドじゃないから」などの流行による理由が69.9%と半数以上いることが分かりました。汚れなどの服の状態が悪くなったことを理由に処分するアパレル店員は少数に留まり、常に新作を身に付ける職業ならではの回答結果となりました。




3.アパレル店員の服の処分方法は?利用するアプリやサービスを調査


1では、アパレル店員のほとんどが、不要になった服を処分していることが分かり、2の処分する理由では、流行による回答が多く、汚れなどの理由は少数でした。アンケート結果から見ると、アパレル店員が処分する服のほとんどは、服の状態が保たれた、まだ着られる服が多いようです。3では、アパレル店員の服の処分方法について調査します。

不要になった服の処分方法を教えてください【複数回答】



不要になった服の処分方法を教えてください【複数回答】
・捨てる 26.0%
・フリマ(アプリ・サイト)で売る 24.7%
・古着屋やリサイクルショップに直接売りに行く 20.8%
・友人などに譲る 20.8%
・買い取り(アプリ・サイト)で売る 7.1%
・その他 0.6%


アパレル店員の74%が不要になった服を捨てずに、フリマや古着屋などのサービスを利用し服をリユースしていることが分かりました。また、「古着屋などの店舗に直接持っていく」と「アプリやサイトを利用する」の2つの回答が多く、両方利用している回答も見られました。それでは、どんなサービスを利用しているのでしょうか。



 

利用しているアプリやサービスなど教えてください【複数回答】

◆ フリマ(アプリ・サイト)で売る 24.7%の回答
・メルカリ 49.1%
・フリル(ラクマ) 16.0%
・楽天フリマ 2.8%
・ブランディア 2.8%
・ヤフオク 2.8%

◆ 古着屋やリサイクルショップに直接売りに行く 20.8%
・BOOKOFF 3.8%
・セカンドストリート 3.8%
・古着屋 2.8%
・オフハウス 1.9%

◆ 買い取り(アプリ・サイト)で売る 7.1%
・ZOZO 8.5%
・キャッシュ 1.9%
・Amazon 1.9%

◆その他
・フリマ 1.9%



フリマアプリではメルカリの利用率ダントツに高く、アパレル店員に定着しているサービスということが分かりました。アパレル店員経験者の中には、「フリマアプリ」と「古着屋に直接売りに行く」の2つを利用し、売る服のブランドによりサービスを使い分けているようです。人気のブランドは高く売れるので自分で値段を付けて売ることのできるフリマアプリを利用し、フリマで高く売れなさそうな安価な服は何十円でもいいので古着屋などのリサイクルショップに持っていく。など、賢く服の処分をしていることが分かりました。




4.アパレル店員の服を長持ちさせる保存方法とは?


1~3までは、アパレル店員の服の処分方法について調査しました。これまでの、調査結果を見ると、汚れなどの理由から処分しているアパレル店員は少なく、処分している服のほとんどが服の状態が保たれているものが多いことが分かりました。4では、アパレル店員が実践している、服を長持ちさせる保存方法について調査しました。



服の保存状態を保つために工夫していることを教えてください



服の保存状態を保つために工夫していることを教えてください
・保管方法 61.7%
・洗濯方法 22.4%
・クリーニングを使用 3.7%
・シミや汚れに気をつける 1.9%
・特になし 10.3%


◆ 気になった回答

  • シーズン毎に収納する時は1枚ずつ袋に入れて保存している
  • シワ癖がつかないようにニット以外はほとんどラックにかけている
  • プリーツ素材は柔軟剤入れるとプリーツが取れるので、入れずに洗い、オシャレ着洗剤を使う
  • シミができたら着物のシミ抜き用薬品で落とす
  • 洗濯が難しい服はこまめにクリーニングに出す
  • セーター(ウール100%)はシャンプーで手洗いする
  • ニットの伸びを防止するためにハンガーにかけず畳んで保管する
  • ニットは裏返して洗濯する
  • ハンガーの種類を分ける
  • 色別に洗濯している
  • ほとんどネットに入れて洗う
  • デニムはあまり洗わないようにする
  • 湿気対策をする(除湿剤、室温の調整など)
  • 革製品の手入れ(ブラッシングや保湿、キズ取りクリーム)
  • 白のワンピースは変色しないように、布カバーを付けて保存する



「保管方法を工夫している」の回答が61.7%と最も多く、普段から服を大切に扱う習慣が身についていることが分かりました。回答内容を見ると、「きれいに畳む」「しわにならないようハンガーにかける」「防虫剤を入れる」「アイロンをかける」などの回答が多く、畳み方やハンガーのかけ方、クローゼットの換気などに気をつけている回答が見られました。また、「洗濯方法を工夫している」の回答では、「服の洗濯の表記を確認してから洗う」の回答が多数あり、ドライや手洗いなど服に合わせて丁寧に扱っていることも分かりました。



5.まとめ


ワンシーズン毎に新しい服を購入するアパレル店員は、トレンドや好みの変化により不要となる服がワンシーズン毎に何着か出ます。傷や汚れなどによる理由で不要になるのではなく、流行や販売戦略などの事情により店頭で着られなくなった服がほとんどです。そのため、リユースできる服が多く、フリマや買い取りサービスを利用し処分していることが分かりました。
また、服を傷めないように、保存方法の工夫などもしっかり行っており、服を扱うプロとしての一面もありました。アパレル店員ならではの、服の処分方法と保存方法をぜひ参考にしてくださいね。