SNIDELルミネ北千住店 店長/本田さん(25歳)
―Career―
2022年12月 マッシュスタイルラボに入社(SNIDELルミネ有楽町店に配属)
2023年03月 SNIDELルミネ北千住店オープンスタッフとして異動(3番手に昇格)
2024年10月 同店の店長に昇進
前職ではケガや病気の人にリハビリテーションを行う理学療法士をしていた本田さん。仕事にやりがいは感じていましたが、働く環境の理想と現実にギャップを感じ毎日悩んでいたそうです。そんな時に「私を毎日ハッピーにしてくれているのはファッションだった!」と思い、学生の頃から好きだったSNIDELの販売員に転職を決意しました。「元々はファッションに疎かった」と話す本田さんが、アパレル業界未経験から入社し、新店のオープンスタッフとして経験を積み入社から2年弱で店長職にスピード昇進。現在も接客のスキルを磨くために、ルミネの接客コンテストやマッシュグループ接客ロールプレイング大会に挑戦するなど日々努力を重ねキャリアを積んでいます。今回は、マッシュスタイルラボで働くやりがいとキャリアについて話しをお聞きしました。
INDEX
「転職するまでは、髪を染めたことがなくネイルもしたことがなかった」と話す本田さん
子どものころから「人を笑顔にする仕事がしたい」と思い、理学療法士の仕事に就き、日々やりがいを感じていましたが、働く環境の理想と現実にギャップを感じ、自分のキャリアを改めて考えるようになりました。そんな中で、「私を毎日ハッピーにしてくれていたのはファッションだ」という思いに至り、アパレル販売員になることを決意しました。「ファッション業界でお客様に寄り添った接客で笑顔を届け、毎日が楽しくなるようなお洋服選びのお手伝いをしてみたい」と思ったのがきっかけです。
元々はファッションに疎かったのですが、学生の頃にSNIDELのワンピースを纏ったマネキンのディスプレイを見て「こんな風になれたら素敵だな」と憧れました。その頃からSNIDELが好きで、ファッション業界で働くならマッシュスタイルラボに転職をしたいと思いました。また、ファッションだけではなく、ビューティーや飲食など幅広く事業を展開している会社であることもあり、グループ全体として「未経験であっても様々なことにチャレンジしたいという意思があればサポートをしてくれる会社」であると面接の際に知り、未経験であることへの不安も払拭されました。多数のファッションブランド展開があることで年齢に応じた活躍の場があることや、休日休暇が充実していて産休育休の取得率も98%と非常に高く、今後のライフイベントなどを考慮した際に性別問わず長く活躍でき、働きやすい環境であることも決め手となりました。
今思うと当然のことなのですが「洋服を購入いただくのは簡単ではない」ということでした。いくらブランドの魅力があっても、販売員の丁寧な接客や後押しする一言がなければお客様の心は動かないことを実感しました。
SNIDELで働き始めて3週間ほど経ったころ、ワンピースの色で悩むお客様がいらっしゃいました。お客様の印象や肌の色、普段の服装から似合いそうな色をご提案したところ、「こんな素敵な接客を受けたのは初めて!」と褒めていただき、後日そのワンピースを着て来店してくださり、その時に「この仕事に転職してよかった!」とアパレル販売員の楽しさを知りました。それからも「本田さんいますか?」と何度も店舗に足を運んでくださるようになり、今ではたくさんのお客様が、一緒に選んだアイテムを着用し会いに来てくださいます。「この服を着て出かけたらこんなことがあった!」とお話してくださる方や「この服を着て撮った写真が綺麗だった!」など思い出の写真を見せてくださるお客様もいらっしゃいます。
お客様の笑顔から自身もパワーをいただいており、これからもお客様一人ひとりにあった接客が出来るよう心がけています。
ルミネ北千住店のオープン準備です!想像していた以上の物量の商品を検品したり、店内のディスプレイを作ったり、オープン成功に向けていつも以上にスタッフとのミーティングを重ねる必要があったりと、毎日バタバタしながら準備したことを覚えています。オープン日は予想を遥かに超えるお客様が来店くださり、売上目標も大きく上回れたことはとてもうれしかったです。
「北千住店では、普段使いが出来る機能性を求めた商品をお探しのお客様も多いのでニーズを聞き出し商品をおすすめしています。」と話す本田さん
お客様の求めているものを想像しながら接客をしています。もちろん売り上げ目標の管理意識は常に持っていますが、一番大事なのは目の前のお客様に寄り添った接客をし、SNIDELのお洋服でハッピーになっていただくことです。
理学療法士では、歩き方や姿勢を観察する動作分析スキルや歩行に適したシューズ選びの勉強をしてきました。その経験を活かし、シューズのサイズで迷われているお客様には用途を伺い、実際の歩き方を観察しシューズのデザインや形状による機能などを説明しています。可愛いだけではなく、商品の機能性を説明することでお客様の歩行に合った商品が提案できるのも前職の経験が活かせる接客だと思います。
「DMは空き時間に書いています。お送りすると、DMを持ってご来店くださるお客様もいます。」と話す本田さん
ご来店くださったお客様がSNIDELの洋服を購入し笑顔で帰られた時にやりがいを感じます。現在働いている店舗はオープニング店舗だったため、顧客づくりが一番の課題でした。DMをこまめに送ったりお客様好みの新作が入ったらいち早くご連絡したりと、顧客づくりを地道に行ってきました。その結果時間はかかりましたが、オープンして1年経ったころに、店舗の目標を達成したときはとても大きな達成感を得られました。
「お客様への情熱」と「スタッフへの思いやり」が溢れるメンバーばかりで、日々学べる事が多く、チームワークがとれているのが自慢です。店舗の雰囲気を例えるなら「地元の商店街」です。顧客様の好みは販売員同士で共有をしているため、いつご来店されても「〇〇様こんにちは!」とお声がけするように一人ひとりが心がけており、「お好みの新作が入荷しました!」などの会話もしながら人の温かさを感じていただける店舗は他にはないと思っています。お客様の心の拠り所として、「居心地のよい場所」となれる店舗を目指しています。
「ルミネの接客コンテストに出場して、自分の接客について見直すことが出来ました。出場してから知識が増えさらに接客が楽しいと感じるようになりました。」と話す本田さん
接客スキルが磨かれ、プライベートでもコミュニケーションの幅が広がり、友人や家族で過ごす時間もさらに楽しくなりました。社会人になりたての当初は御礼や謝罪がおざなりになってしまうこともありましたが「思ったことは口にしてきちんと相手に伝えることが大事」と、上司に指導していただいてから成長した気がします。このことは接客にも通じる部分があり、今でも指導してくださったこと、感謝しています。
私を育ててくださった店舗の先輩とブランド営業部長、マネージャー、トレーナーなど、尊敬する方は数えきれないほどいらっしゃいます!入社当初は、アパレル未経験で社会人経験も浅かったので毎日勉強の日々でしたが、サポートしてくださった上司の方々には本当に感謝しております。店内のディスプレイを華やかに作れる方、いつでも相談に乗ってくださる方、愛情のある指導をしてくださる方など…本当に素敵な方が多いです。全員に共通しているのが、情熱を持って仕事をしていること。私も周りにいい影響を与えられるように、まだまだ頑張ります!
「せっかく転職をするならプロになる」と決意をし、店長になることを目標としてきました。そのために、毎月の店舗売上を達成し全国1位になることとスタッフの皆が少しでも働きやすい環境づくりを意識してきました。また、接客スキルを磨くために社内のロープレ大会やルミネの接客コンテストにも挑戦しました。最近では、商品の説明に説得力を持たせられるよう色彩検定の資格を取るなど、いろいろと勉強をしています。店長になる夢が叶った今の目標は、「お客様と販売員のつながりを1番大切にするお店」を作り、売上でも結果を出したいと思っています。
編集後記
前回の「未来の販売員像とは」のインタビューで、「異業種からのサービス業経験者の採用を本格化したことによりお客様へ提案する幅が広がった」と採用担当の方が話されていた通り、前職の経験を活かした接客で活躍されている販売員さんでした。「もともとはファッションに疎かった」というスタートから、店長へとキャリアアップをしていく背景には、ファッションの勉強や接客スキルを磨く努力を積み重ねた本田さんとそれをサポートしてくれる先輩と成長を認めチャンスを与えてくれるマッシュスタイルラボのキャリアステップ制度があるからだと感じました。
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